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『ワイルド・スピード』全11作完結は『アベンジャーズ』2部作経て決断、ヴィン・ディーゼル明かす ─ ポール・ウォーカーと「全10作完結を話していた」

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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全11作でのシリーズ完結が予定されている人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』。当初予定されていた全10作から拡大して終わりを迎えることになった背景には、一大フランチャイズ、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)2部作の存在があるのだという。シリーズ主演のヴィン・ディーゼルが明かしている。

2020年2月時点、本シリーズは全10作での完結が示唆されており、シリーズ終了へのカウントダウンが刻一刻と迫っていた。ところが、のちに方針が急転。第10作&11作、2部作でのシリーズ完結が発表されたのだ。

このたび米Entertainment Weeklyのインタビューに応じたディーゼルは、全11作での完結に踏み切った背景を訊かれると、「ずっと話し合いの中であがっていたことでした」と返答。その一方で、「2012、2013年の頃は、パブロ(ポール・ウォーカー)と10作目で終えることについて話していた」とも明かしている。つまり、2013年当時は、不慮の事故によりこの世を去ったシリーズもう1人の主人公、ブライアン役のポール・ウォーカーと共に10作での完結を見据えていたということだ。「これが正しいとずっと感じていたんです」。

それでは、何が全11作での完結を後押ししたのだろうか?ディーゼルは続ける。「マーベルのフランチャイズに参加してみて、伝えるべき物語があるのであれば、2部作で完結させる可能性を目の当たりにしたんです」。こう語るディーゼルは、2013年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から現在までグルート役でMCU作品に携わっており、自身が前述した“2部作”、つまり『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経ている。このMCUでの経験が、『ワイルド・スピード』を2部作で完結させる決断に至らせたということなのだ。

現在、シリーズ第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開を2021年5月に控えている。第3〜6作を手がけたジャスティン・リン監督が復帰するほか、ドム役のディーゼルをはじめとするお馴染みのファミリーに加えて、死んだと思われていたハン(サン・カン)も復活。新たなキャラクターも登場する。同作を経た後、第10作&11作を迎えることになるわけだが、この2部作では『ワイスピ』ファミリーが揃って復帰すると伝えられている。スーパーヒーローを総結集させた『アベンジャーズ』2部作に対して、『ワイルド・スピード』ラスト2部作の物語にはいかなる演出が仕掛けられているのだろうか?

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Source: Entertainment Weekly

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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