『ワイスピ/ファイヤーブースト』ケタ違いのスケール見せつけるメイキング映像が米公開 ─ 「こんな映画観たことない」「全てがデッカい」

20年以上にわたって爆走を続けてきた人気カー・アクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のメイキング映像が米公開となった。
ドミニク(ドム)・トレット役で主演するヴィン・ディーゼルによる「こんな映画は観たことがない」との言葉で始まる映像は、フリーウェイを走るマッスルカーをヘリコプターから撮影するメイキングや予告編のシーンに、キャストとルイ・ルテリエ監督がコメントを添える構成となっている。
「今回は全てがデッカくなっていて、顎にアッパーカットを食らうような感じですね」と語るジェイコブ役のジョン・シナに加え、ルテリエ監督も「巨大なキャンバスに描かれる本物のエンターテイメント」と語り、『ファイヤーブースト』の規模の大きさを強調している。
また、ヴィランのダンテ役でシリーズ初参戦となるジェイソン・モモアは、「観客は新しいヴィランが与える恐怖に直面しようとしています。悪役を演じるのは10年ぶりですが、これまでに描かれなかった血統に何かをもたらしたかったんです」と発言。ダンテは、シリーズ第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』に登場した、リオの裏社会を牛耳る黒幕レイエスの息子。シリーズにおいて、親子2代にわたるヴィランの登場は初となる。
自分から父親を奪ったドムたちに復讐を誓ったダンテはローマの中心街を爆破し、ドムの息子であるブライアンを誘拐。それを楽しんでいるかのようなダンテの極悪非道ぶりにドムも途方に暮れている様子で、ディーゼルも「この時、チーム全員が不安を感じているんです。ドムでさえね」と語っていることから、どれだけダンテがチームにとって脅威となり得るかが窺える。
しかし、窮地に追い込まれたドムたちが、いかに連帯してダンテに立ち向かうかも見どころの一つとなるようで、シナは「どのようにトレット家が再び団結するのかを楽しみにしています。シリンダーに火を点けてね」とコメント。
レティ役のミシェル・ロドリゲスは、「観客は心の準備をしていくことをお勧めします。この作品はビッグですから」と助言し、ディーゼルが、「本作はサーガを完結させる大作です。シリーズの終了はホロ苦いですね。でも、だからこそ意味があるんです」と締めくくった。
サーガを完結する2作の前編となる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は、2023年5月19日に全国公開。
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Source:@TheFast Saga