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『ワイルド・スピード10』ジェイソン・モモア演じる悪役は「父親との問題アリ」 ─ 演技にも手ごたえ

ジェイソン・モモア
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42867509995/

『ワイルド・スピード』シリーズ第10作、『FAST X(原題)』にヴィラン役で初登場するジェイソン・モモアが、自身が演じるキャラクターについて少しばかり新情報を提供している。

これまでにモモアは、初めて挑むヴィラン役について「悪い子」「派手」「自信」といったキーワードを挙げ、“マッチョ”なイメージとは違う役にチャレンジしているとし、「今、演じているヴィランはエキセントリック」とも発言していた。さらに、このキャラクターは足の爪をピンクと紫に塗り分け、そのカラーに合わせたラベンダー色の車を乗り回し、テズ(リュダクリス)の車を爆破して狂気乱舞する……とも説明。一連の発言により、徐々にモモア演じる新ヴィランのイメージが形作られつつある。

このたび、米Varietyのインタビューで『FAST X』のヴィランについて話題を振られたモモアは、「最高に楽しいよ。ついに悪い男になれるんですから。しばらく善人役でしたからね。悪役は最高だ。気に入ってます」と答えており、どうやら悪役を演じられることが嬉しくて仕方がない様子。まだ役柄の詳細は不明だが、そのキャラクター像については「彼は凄くサディスティックで中性的で、ちょっとばかり派手。多くの問題を抱えていて、間違いなく父親との問題アリ」と表現している。

“父親の問題”といえば、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2020)では、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)と実弟ジェイコブ(ジョン・シナ)の父親がカーレース中の事故で亡くなったことが原因で、兄弟の間に確執が生まれた過去が描かれた。前作でキーワードとなった“父親”の存在が、第10作でも何らかの形で絡んでくるのだろうか。いずれにせよ、シリーズ最新作に新登場するヴィランは、これまでにモモアが演じたキャラクターとは大きくかけ離れていることは間違いなさそう。

第10作にはモモアに加え、『ルーム』(2015)『キャプテン・マーベル』(2019)などのブリー・ラーソン、DCドラマ「Titans/タイタンズ」(2018-)「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」(2022‐)のアラン・リッチソンも参戦し、さらなるパワーアップが期待される。

映画『FAST X(原題)』は2023年5月19日に米国公開予定。

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Source: Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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