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『ワイルド・スピード10』はマンネリ打破?「もう20年もやってるし」ミシェル・ロドリゲスが新監督を称賛

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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大人気カー・アクション映画『ワイルド・スピード』シリーズで第1作よりレティ役を演じているミシェル・ロドリゲスが、第10作『FAST X(原題)』に後任の監督として就任したルイ・レテリエを称賛している。

2022年4月、本シリーズ5作でメガホンをとり、第10作にも続投していたジャスティン・リンが撮影1週目にして監督を降板するという、衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。その後、『インクレディブル・ハルク』(2010)や『トランスポーター』シリーズなどのレテリエが後任として決定したが、20年以上続く一大シリーズの監督に就任し、しかも重鎮的な存在だったリンの後釜ともなれば、そのプレッシャーたるや筆舌に尽くし難いものがあるだろう。

しかし、そんな心配をよそに、ロドリゲスはレテリエ監督の仕事ぶりに感銘を受けている模様で、米The Hollywood Reporterとのインタビューでこう語っている。

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「最初は2週間ぐらい、監督がいなかったんです。“どうしたらいいんだろう?”という感じでした。そうしたら、監督が愛のエネルギーと共にやって来てくれたんです。このシリーズのファンで、映画を今までとは違う作品にしたいと興奮している人が、『ワイルド・スピード』には長いこといませんでしたから。

もう20年間もやってるんですよ。こんなに長くやっていると段々と飽きてきて、何のためにやっているのか分からなくなってしまう。だけどルイのような監督が現れて、“この映画は最高だ。魔法をかけよう”と思い出させてくれました。本当に彼が就任して良かったです。

少しばかりマンネリを感じていた様子のロドリゲスは、レテリエ監督が映画シリーズに新風をもたらしてくれたと感じているようだ。上述の映画で、スピーディーかつハイテンションなアクションシーンを演出してきたレテリエは、まさに『ワイルド・スピード』シリーズに最適な人材だと言えるかもしれない。

また、第10作にはレテリエ監督とお馴染みの主要キャストに加え、『アクアマン』(2018)のジェイソン・モモア、『キャプテン・マーベル』(2019)のブリー・ラーソン、「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」(2022‐)に主演して注目のアラン・リッチソンが参戦し、さらなるパワーアップが期待できそうだ。

新監督を迎えて驀進中の『FAST X(原題)』は、2023年5月19日に米国公開予定。

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Source:The Hollywood Reporter

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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