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イドリス・エルバ、『ビースト』に落ちた自分の娘に3週間も口を利いてもらえなかった

ビースト
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『マイティ・ソー』シリーズのヘイムダル役で知られ、DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』などにも出演しているイドリス・エルバ。飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けるエルバが主演する最新映画『ビースト』の舞台裏では、どうやら、ちょっとした家族ドラマが繰り広げられていたようだ。

『ビースト』は、娘2人を連れて南アフリカの狩猟禁止保護区を訪れたネイト・サミュエルズが、密猟者から生き残り、人間に対する憎悪を募らせたモンスターライオンと死闘を繰り広げるサバイバル・アクション映画。

英ラジオ番組「The Breakfast Club」に出演したエルバによると、エルバの娘であるイサンは本作で父親との共演を望んだが、役を得ることが出来なかったのだそう。エルバいわくイサンは娘役に向いておらず、「劇中での関係と、自分の娘との間にある化学反応が映画に合わなかったんです。奇妙な話ですが」と説明している。

そしてエルバは、“役を獲得できなかった”との知らせを娘に伝える役目をプロデューサーのウィル・パッカーに任せ(!)、その残念な報告を受け取ったイサンは、3週間ほどエルバと口を利かなかったのだとか。

しかし、『ビースト』のプレミアにエルバがイサンを同行して無事に仲直り。エルバは、「娘はすごく優しく接してくれて、娘が役を得られなかったことを乗り越えて、それでもプレミアに来てくれたことを誇りに思っています」と、父親らしいコメントを発している。

これまでにイサンの俳優としての出演歴は、短編ホラー映画『Crimson Ties(原題)』(2022)のみ。きっと、エルバは娘を甘やかす代わりに愛の鞭を与えて、挫折を乗り越えて成長してほしいと思ったのではないだろうか。いつか、俳優のキャリアを積んだイサンとエルバの父娘共演が実現することを期待しよう。

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Source:YouTube

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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