『ワイスピ』完結作、レース場にマッスルカー3台が移送される ─ ヴィン・ディーゼル、製作状況をシェア「いま向かっているところ」

『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『Fast X:Part2(原題)』からはプリプロダクション(撮影前準備)が行われているところ。このたび主演・プロデューサーのヴィン・ディーゼルはInstagramで、マッスルカーをレース場に投入している風景をシェアしている。
『Fast X:Part2』は『ワイスピ』メインサーガの完結編。前作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)の続きが展開されることになりそうだが、20年以上続いたシリーズがどんな幕引きを迎えるのか気になるところだ。
ヴィン・ディーゼルはこれまでInstagramで製作状況の進捗を共有してきたが、今回は3台のマッスルカーを移送する様子を「いま向かっているところ」というキャプションとともに公開。動画を見進めていくと、画面左側にも別のマッスルカーが映り込んでいる。
このレース場は、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)の劇中でもフィーチャーされたアーウィンデール・スピードウェイだと思われる。以前ヴィンは、共演者に先がけて一足早く同レース上に現場入りし、演じるドミニク・トレットの愛車ダッジ・チャージャーと共にカーアクションの訓練に勤しんでいることを報告していた。
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移送されているマッスルカーたちもヴィンの練習用なのだろうか。それとも劇中に登場する本番用なのか。ちなみに、先日ヴィンが公開していた次回作のコンセプトアートでもアメリカン・マッスルを代表するシボレーのシェベルSSが雪道を走る様子が捉えられていた。
『Fast X: Part2』の撮影は、2025年初頭より開始予定。監督、脚本は前作からそれぞれルイ・レテリエとザック・ディーンが続投する。キャストには、ヴィンをはじめミシェル・ロドリゲスやタイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、サン・カン、ジョーダナ・ブリュースター、ナタリー・エマニュエルらレギュラーメンバーが揃って復帰する見込み。
映画『Fast X: Part2(原題)』は2026年6月米公開予定。