『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』続編、ダンテ役ジェイソン・モモアは脚本をまだ読んでいない ─ 「アイデアは出した」、最終決戦に意欲

『ワイスピ』シリーズ完結作となる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』続編、『Fast X:Part2(原題)』への続投が見込まれているダンテ役のジェイソン・モモアのもとには、まだ脚本が届いていないという。つい先日には、ダンテは完結編に登場しないという信じがたい情報もあったが……。
ダンテは、『ファイヤーブースト』から登場したヴィラン。第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)でドムやブライアンらに殺された麻薬王エルナン・レイエスの息子で、父親の仇を討つべく、積年の恨みと共にファミリーの前に姿を見せた。
次回作『Fast X:Part2』では、いよいよダンテとファミリーの最終決戦が描かれる見込みだが、モモアによれば脚本はまだ見ていないとのこと。米Varietyとの取材では、「僕は自分のアイデアを出しました」と語り、完結編に積極的な関与を見せている。「それがどう進んでいくのかは見てからのお楽しみです」。
「まだ先のことでしょうけどね」と、撮影開始は当分先になることを示唆するモモアだが、「演じるのが楽しみです」と期待を膨らませてもいる。「ヴィランを演じるのは楽しいんです。ヴィラン役って素晴らしいですよね」。

モモアは『ワイスピ』歴代ヴィランの中でもインパクトのあるダンテを怪演。シャーリーズ・セロン演じるサイファーのように継続的な登場を望むファンも多いだろう。
しかし、1月中旬には、ハリウッドの大手メディアで執筆歴のある記者ジェフ・スナイダーが、『Fast X:Part2』にはダンテが登場しないというスクープを伝えた。真偽のほどは定かでないが、果たしてそのようなことがあり得るのだろうか。ちなみに『ワイスピ』からは、『ファイヤーブースト』と『Fast X:Part2』を繋ぐ作品としてドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスの単独スピンオフ映画が製作されている。
モモアの発言からしてダンテは再登場するようだが、果たして……。ひとまずは続報を待ちたいところだ。
『ワイスピ』のフィナーレを飾る『Fast X:Part2』は2025年4月4日米公開予定。
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Source:Variety