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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」海外最速レビュー到着、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』テイスト復活に興奮の声ぞくぞく

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の試写が米国にてスタートした。2021年3月19日(金)の配信開始に先がけて、現地のジャーナリストや批評家たちが第1話の感想を続々とSNSに投稿している。

『キャプテン・アメリカ』シリーズのファンのみならず、マーベルファンが待望した本作は、「ワンダヴィジョン」(2021)のバトンをどう継ぐのか。ネタバレなし、現地から到着したコメントの数々をチェックしてみよう。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第1話、海外レビュー

ピーター・サイレッタ(/Film)

「『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の第1話は大スケールのマーベル映画のようで、規模は『ワンダヴィジョン』よりもはるかに大きい(批判ではありません)。オープニングのアクションはMCUのド派手なアクションシーンのようだし(テレビの規模じゃない)、ストーリーも明らかにMCUと繋がっていると思います。」

ジェイコブ・ホール(/Film)

「予想通りの第1話ですが、悪いことではありません。この世界とキャラクターが好きなら、きっと好きになるでしょう。宣伝通り、まさにマーベルらしく、同時に現在のテレビドラマとして練り上げられた作品です。豊かなマーベルの世界で、楽しいアクションの娯楽作品をやるというシリーズなのであれば、これは期待できる第1話でしょう。しかし作り手の顔ぶれを考えれば、思わぬ方向転換を予感し、また期待してしまうのです。」

スティーブン・ワインストローブ(Collider)

「誰もがMCU映画に期待するアクションが詰まった第1話です。しかし私が一番良いと思ったのは、バッキーが自分の過去に向き合い、ファルコンが“指パッチン後”の人生を考えるという静かなシーン。非常に素晴らしい。」

エリック・デイヴィス(Fandango)

「第1話はすごい出来。冒頭から予想以上に暗く、またドラマティック(これは良いこと)であり、同時に過去最高のファルコンのアクションも見られます。アクションとストーリーの良い融合、もっと見たい。」

マックス・イヴリー(ComingSoon.net)

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)の大ファンとして、あのリアルさと人間味がMCUに帰ってきたことがうれしい。アンソニー・マッキーは、極めて分断されてしまった世界で、サムの居場所を探ることになる。」

マイク・ライアン(UPROXX)

「第1話を観ました。今のところ順調かどうかは…第1話だけでは言えません。だけど、ファルコンの大ファンとは、このシリーズが存在することがうれしい。登場するだけで“わっ、このシリーズってこれを描く作品なんだ”って思えるキャラクターもいますよ。」

ジョシュ・ホロウィッツ(記者・司会者)

「おそらく過去の映画10作品よりも二人のキャラクターをしっかりと掘り下げた45分間。大スケールであり、“やっぱりスーパーヒーローってこうだよね”と思える瞬間もある。好きです。」

ジャーマイン・ルシアー(GIZMODO)

「見事に物語を立ち上げる第1話で、非常に面白いシリーズになることを期待します。指パッチン後のMCUにはたくさんの影響が生じていて、誰も無事ではいられない。現状、アクションと陰謀とともに、トラウマと後悔を描く作品です。期待した以上に深く掘り下げられていくことになるでしょう。」

ブランドン・デイヴィス(ComicBook.com)

「『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を思わせる最高のアクションあり! 予想していたペースではなかったけれど、サムの家族やバッキーの精神状態を描くことに時間を費やすのは素晴らしい展開。アンソニー・マッキーとセバスチャン・スタンは新たな形でとても良い。」

リズ・シャノン・ミラー(Collider)

「『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の第1話は、カッコ良くてエキサイティングな、新しいマーベル・アドベンチャーの冒頭15分のよう(クレジット込で47分)。とにかく、タイトルロールの二人がいったん絡み始めたら、次の展開が楽しみでたまらない。」

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」2021年3月19日(金)日米同時配信。

THE RIVERのレビューはこちら

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。