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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」本当の悪は政府の作り上げる環境か ─ ホアキン・トレス役が明かす

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)によるドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」も残すところ最終回のみとなっている(本記事時点)。さまざまなヴィランが登場する中、米軍の若手兵士ホアキン・トレスにふんするダニー・ラミレスいわく、本当の悪は彼らではなく政府が作り上げる環境にあるのだという。

この記事には、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のネタバレが含まれています。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2021 Marvel

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)から6ヶ月後を舞台とする本作は、ファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)とウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)が、キャプテン・アメリカの意思を継承し、世界を悪から守るべく陸空を駆け巡る姿を描く物語。ヴィランとしては、謎の武装集団「フラッグスマッシャーズ」、2代目キャプテン・アメリカことジョン・ウォーカーなどがいるが、いずれも様々な事情や大きすぎる責任感が災いして悪に染まっている人物たちだ。

ScreenRantのインタビューにてラミレスは、「本当の悪は誰なのか?」と問われたところ「難しいですね」と答えている。軍のことを想い愛し、政府のために戦ってきたものの、公衆の前での敵の惨殺をきっかけに不名誉除隊となってしまったウォーカーには、「少し共感もできます」という。それはウォーカーが政府が作り上げた環境の産物であり、そこに裏切られてしまった存在だからとのことだ。

「ヴィランには様々な事情があるのでしょう。ただ、システムに非があるのかというと、それはそれで難しい問題です。僕自身としては、このような状況を作り出したのは政府にあると考えていますが、一方で、指パッチンされて、戻ってくるという背景もありますよね。」

政府による社会の分断を恨み、国境なき世界を目的とする組織「フラッグスマッシャーズ」、そして信頼していた政府に裏切られて闇落ちしてしまったジョン・ウォーカー。果たして、このまま暗い道を歩み続けてしまうのだろうか。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の運命の最終話は、2021年4月23日に、Disney+(ディズニープラス)にて配信だ。

Source:ScreenRant

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。