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【ネタバレ】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』エンディング解説 ─ シリーズ大ファンのエズラ・ミラーとエディ・レッドメインも衝撃受ける

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

世界中で大ヒット中のファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生は、日本でも2018年11月23日に公開され、大旋風を巻き起こしている。本作の内容の中で大きな話題のひとつとなっているのは、衝撃的なエンディングであろう。あまりのことに、鑑賞後も未だ受け止めきれないファンも少ないはずだ。なにせ、出演キャストら自身も驚いているのである。

この記事では、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』エンディングから読み取れる仮説、キャストのリアクションなどを解説しよう。

この記事には、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の重大なネタバレ内容が含まれています。必ず本編鑑賞後にお楽しみください。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
© 2018 WBEI Publishing Rights © J.K.R.

ダンブルドア家とクリーデンス

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Wizarding WorldTM Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

本作『黒い魔法使いの誕生』の終わり、”黒い魔法使いグリンデルバルド”のスピーチに心を動かされたクリーデンスは、グリンデルバルドの真の信奉者のみが潜り抜けられる青い炎を通り、闇の陣営に加わる。そして隠れ家に戻ったグリンデルバルドは、クリーデンスが世話をしていた鳥の雛が、ダンブルドア家と繋がりのある不死鳥だと告白。クリーデンスの兄弟が命を狙っていると伝えた上で、彼の正体がアルバス・ダンブルドアの兄弟アウレリウス・ダンブルドア(Aurelius Dumbledore)だと明かした。

ダンブルドア家をおさらい

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Wizarding WorldTM Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

これまでアルバス・ダンブルドアの兄妹は『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(2011)に登場したアバーフォース、そして絵画でのみ登場した妹アリアナのみが確認されていた。そのため、クリーデンスがアルバス・ダンブルドアの兄弟だという事実は、ファンの間で大きな衝撃をもって受け止められている。ここで、今まで伝えられてきたダンブルドア家の構成と歴史をおさらいしておこう。

1881年、パーシバル ・ダンブルドアと妻のケンドラの間にアルバスが誕生。1884年にアルバスの弟アバーフォース、1885年に妹アリアナが生まれた。

アリアナは6歳の時、彼女が魔力を使用するのを目撃したマグルの少年たちによって襲われる。そのショックで、アリアナは精神的に不安定になってしまい、魔法を制御できなくなってしまう。怒った父パーシバルはマグルの少年たちを攻撃し、その罪でアズカバン刑務所に収監されることに。パーシバルはその後、獄中死を遂げたとされている。一方のアリアナは母ケンドラと共にゴドリックの谷に移り住むも、1899年、14歳のアリアナが魔力の爆発を抑えられず、ケンドラが死亡するというさらなる悲劇が発生。

その結果、世界旅行を諦めてゴドリックの谷に戻ったアルバスは、数々の問題行動によりヨーロッパの魔法学校ダームストラング専門学校を退学処分になったグリンデンバルドに出会う。お互い才能を認め合った2人は、死の秘宝の研究に没頭。そして、グリンデルバルドはマグルの世界を魔法使いが支配する計画でアルバスを魅了するようになる。

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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