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マーベル社長、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』監督に絶対の信頼 ─ 『ホームカミング』3部作で「監督として成長した」

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版スパイダーマン3部作は、トム・ホランドやゼンデイヤのほか、もうひとりの“スター”を映画界に送り出した。『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)から『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』までの3作すべてを手がけたジョン・ワッツ監督である。

心優しい父親が人食いピエロに変身するホラー映画『クラウン』(2014)、凶悪な保安官と少年ふたりの攻防を描いたスリラー『COP CAR コップ・カー』(2015)で頭角を現したワッツ監督は、『スパイダーマン』3部作でウェルメイドな大作映画を丁寧に撮る監督としても高い評価を得た。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、米ソニー・ピクチャーズの公式インタビューでワッツへの信頼を語っている。

「マーベル・スタジオでの仕事でうれしいことは、俳優や監督、脚本家、あるいはプロデューサーであれ、ストーリーテラーの成長や変化、進化を長年かけて見られること。ジョン・ワッツはその絶好の例です。彼は『コップ・カー』という、非常に小規模ながらキャラクターを中心に据えた素晴らしい映画を作っていたことから『ホームカミング』の候補に挙がりました。『ホームカミング』から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)を経て、そして史上最も野心的なスパイダーマン映画である『ノー・ウェイ・ホーム』を撮る中で、監督として成長し、新鋭から俊英へと変化したのです。」

スパイダーマン映画に限らず、あらゆるスーパーヒーロー映画に欠かせないものは観客を驚かせるアクションシーンの数々。これについてもファイギ社長は、「(ワッツの)圧倒的なアクションシーンをさばくスキルは、他のフィルムメーカーが尊敬し、学びたいと思うもの」と賛辞を送った。その類まれなる実力は、米Rotten Tomatoesにて『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が批評家スコア94%、観客スコア98%を記録(2021年12月29日現在)していることをはじめ、3部作が軒並み高評価を得てきたことからも十分に理解できる。

現在、マーベル・スタジオはワッツ監督に大きな信頼を寄せており、すでにMCU版『ファンタスティック・フォー(原題:Fantastic Four)』をワッツが手がけることも決定済み。以前から脚本作業は始まっていたが、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が米国公開を迎え、いよいよワッツ自身も企画に本格合流することになるだろう。また、MCU以外ではブラッド・ピット&ジョージ・クルーニー共演のスリラー映画(タイトル未定)の監督を務めることも決定済み。こちらは自身の原点に回帰し、フィルムメーカーとしてのさらなる飛躍を予感させるプロジェクトだ。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)公開

Source: Sony Pictures

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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