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MCU版『ファンタスティック・フォー』脚本作業が始動

ファンタスティック・フォー

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版、映画『ファンタスティック・フォー』(正式タイトル未定)の脚本作業がスタートしていることがわかった。米Deadlineの記者、ジャスティン・クロール氏がTwitterにて明かした。

従来の映画版『ファンタスティック・フォー』シリーズは20世紀フォックス社が製作しており、2005年に『ファンタスティック・フォー』、2007年に続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』、そして2015年にリブート版『ファンタスティック・フォー』が公開された。ディズニーによるフォックス買収を経て、いよいよMCUにファンタスティック・フォーが合流することになる。

MCU版『ファンタスティック・フォー』の制作状況は明らかになっていないが、2021年2月20日(米国時間)にはジェニファー・ローレンスが出演するとのが流れていた。クロール氏の投稿は、この噂をある意味で否定するものだ。氏は「私が言えるのは、マーベルは『ファンタスティック・フォー』の脚本家たちとミーティングを始めたばかりだということだけ。まだ脚本は存在せず、撮影までにはしばらくかかる」と記した。

クロール氏が言及している“脚本家”が、すでにプロジェクトに正式関与している人物か、あるいは企画検討段階の候補者にすぎないのかは分からない。ただし、なんらかの脚本作業がスタートしていることは確かだろう。なお、監督のジョン・ワッツは過去に『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)を手がけており、現在は『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)を撮影中。ただし『ファンタスティック・フォー』の作業にも並行して携わっている可能性は高い。

ファンタスティック・フォーは、身体をゴムのように伸縮させるミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ、身体を透明化するインヴィジブル・ウーマン/スーザン・リチャーズ、身体を高熱の炎で包み、空を飛ぶヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム、岩石のような巨体を持つザ・シング/ベンジャミン・ジェイコブ・グリムの4人からなる、アメコミ史上初のスーパーヒーロー・チーム。MCU版はどんなアプローチで実現するか。

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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