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『ワイルド・スピード』復活するハン役サン・カン、ジェイソン・ステイサムとの共演望む「彼を一員として含めなきゃ」

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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『ワイルド・スピード』シリーズにおいて、敵からファミリーの仲間として迎え入れられた数少ないひとりであるジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウ。ファミリーへの復讐のため、ハンを殺した犯人として一度はドム率いるファミリーと戦ったが、いまやすっかりお馴染みのキャラクターとなった。

一方、第6作『ワイルド・スピード/EURO MISSION』(2013)で初登場を飾ったデッカードと入れ替わるようにして、シリーズを去ったハン。このハンへの不幸には、ハッシュタグ「#JusticeForHan(ハンに正義を)」を合言葉にハンの復活を求める活動が巻き起こるほど、その扱いに疑問を覚えたファンの間で抗議の声があがった。こうしたファンの大きな後押しがあり、第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で奇跡の復活を果たすハンを演じるサン・カンは、自身が不在の間にファミリーの仲間となったデッカードについてどう思っているのか。

Peopleのインタビューにて、「#JusticeForHan」について言及したサンは、ハン復活の理由が「『ワイスピ9』で説明されます」と明言。ファミリーに迎えられたデッカードを演じるステイサムについて「みんなジェイソンのことが大好きですから、彼を一員として含めなきゃいけないでしょ?」と話している。

サンによるこの発言は、以前ステイサムが、復帰するハンについて「わたしも連れ戻したほうが良い」「ハンがケリをつける相手は僕でしょう」とシリーズへの再合流を望んでいたことを踏まえてのもの。つまり、作品では因縁の相手であるステイサムとの共演をサンも望んでいるのだ。「もし僕(ハン)が10回死ねるのであれば、それだけ彼(デッカード)が悪人から善人に変われるということでしょう(笑)。そんなに大したことではないですよ」。

ステイサムとの共演を楽しみにしながらファンの声も忘れないサンは、自身の復活を「これは観客のための軌道修正でもあります」とも語っている。「観客を払いのけ、軽蔑するようなことは決してしない。(観客の)皆さんこそ、映画が存在する理由なんですから、無視することなどできないです」。以前、熱心なファン活動に「俳優としての僕を評価してくれる人が本当にいるんだと考えさせられました」と感謝を伝えていたサン。復帰にあたっては、単にデッカードとの因縁にケリを付けるためだけでなく、ハン再演を叶えたファンへの恩返しの気持ちも強いのだろう。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2021年8月6日全国公開。

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Source: People

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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