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『ワイルド・スピード』第9作、レティ役ミシェル・ロドリゲスの続投が決定 ─ スタジオに女性脚本家の起用求める

©Universal Pictures

ヴィン・ディーゼル主演『ワイルド・スピード』シリーズの第9作(タイトル未定)に、レティ・オルティス役のミシェル・ロドリゲスが復帰することがわかった。米Bloombergがイギリス・ロンドンにて開催した「Equality Summit」にて本人が明かしている。

『ワイルド・スピード』第9作は2019年2月から撮影が開始される予定だったが、2月の時点でミシェルはユニバーサル・ピクチャーズとの出演契約を済ませていないことを明らかにしていた。当時、ミシェルは「まずは脚本を読まないといけません」と述べ、「私は多様性の尊重を望んでいるので――戻るかどうかはそこで決めます」との意志を示していたのだ。

このたびミシェルは、自身の出演条件として、新作に女性脚本家を起用するようスタジオに求めていたことを明かしている。

シリーズに女性の声が足りないと感じていました。(劇中で)私が女性の共演者と話した回数なんて、両手で数えられる程度ですよ。16年間このシリーズに出ていますが、妹役のジョーダナ(・ブリュースター)とも、作品の中で話したのは10回もないくらい。悲しいことです。そこで、私が復帰するのなら女性の声を加えてほしい、女性の脚本家を参加させてほしいとお願いしました。そうしたら(スタジオから)気持ちを示してもらえたんです。」

ミシェルの続投にキーパーソンとして働いたのは、ユニバーサル会長のドナ・ラングレー氏だった。ドナ氏がミシェルの提案に賛同し、女性脚本家の起用を決めたのだという。これまでミシェルは『ワイルド・スピード』で、男性脚本家が執筆したセリフを書き換えるなどの作業にもあたっていたとのこと。ただし今回、「脚本家兼女優は疲れるんです。自由なのは良いことですけど、そうあるべきじゃない」とも語っている。

本作でミシェルが女性脚本家の起用を強く求めた背景には、自身が世界各国で『ワイルド・スピード』人気を直接聞かされ、その大きな影響力を知ったこと、また今では報酬のために仕事をしていないことがあったという。「私たちは時代に沿って変化していくべきなんです。過去にしがみついている一部の層に迎合すべきではありません」




『ワイルド・スピード』第9作は2019年内にも撮影が始まるとみられており、監督はシリーズ第3~6作を手がけたジャスティン・リンが担当。脚本は新鋭ダニエル・ケイシーが執筆したが、女性脚本家の手でリライトが加えられることになる。

ちなみにドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルは、2019年1月の時点で『ワイルド・スピード』の女性スピンオフ映画(タイトル未定)を企画していることを明らかにしていた。この企画には、脚本家として『キャプテン・マーベル』(2019)のニコール・パールマン&ジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレット、Netflix映画『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)のリンジー・ビアーが起用されている。シリーズの一貫性という点から、3名の誰かが『ワイルド・スピード』第9作に参加する可能性もありそうだ。

映画『ワイルド・スピード』第9作(タイトル未定)は2020年5月22日に米国公開予定。ただし現状を鑑みると、公開時期は改められる可能性もある。

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Source: Bloomberg

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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