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【気分転換におすすめ】受験生に見てほしい、人生を変えるかもしれない映画10本

ピッチ・パーフェクト』(2012)

大学でサークルや部活を精一杯頑張りたいなら、ベラーズの活躍を一度は見てほしい。女子大生アカペラグループが恋あり友情ありで結束を固めていくまでを描いたミュージカル・コメディ。ヒロインは「大学なんて行きたくない。早く音楽の道に進みたい」と言っていたが、ベラーズに入らなければ熱い仲間とは出会えなかっただろう。今、好きなことを誰かと共有できない女の子は、進学先で心の友を探しに行こう。

『スプリング・ブレイカーズ』(2013)

男子高校生諸君、大学はいいぞ!なんせ、休みが長い。バイトで貯めたお金でどこでも行き放題だ。宿泊施設も交通機関も学割がきく。学生向けのパック旅行もたくさんある。この映画みたいに海外のリゾートに行くのもオススメである。開放的になった水着美女たちとあんなことやこんなこと…。受験勉強が辛いときには想像力をふくらませよう!ただ、仲良くなった相手がいい子ちゃんとは限らないけどね。

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』(2016)

リチャード・リンクレイター監督、今のところの最高傑作(2019年2月現在)。野球部員のジェイクが入寮し、大学に通い始めるまでの4日間の騒動が描かれる。とはいえ、先輩達とディスコに行ったり、卓球大会をしたり、レコードを聴いたりと他愛もない出来事ばかり。しかし、その一つ一つが高校時代には味わえなかった大人の味だ。高校の先には面白い人たちがたくさんいる。新しい人間関係は子供だった自分を成長させてくれるはず。


優れたポップカルチャーは頑張っている人に「頑張れ」と励まさない。悩んでいる人に「大丈夫?」とは慰めてこない。ただ、登場人物の人生を通して、受け手の心を変えてくれるのである。ここに挙げた10本も、人生に影響するだけの力を持った10本だ。そして、受験という山場を迎えている人には、これらのメッセージがより一層強く響くだろう。

Writer

石塚 就一
石塚 就一就一 石塚

京都在住、農業兼映画ライター。他、映画芸術誌、SPOTTED701誌などで執筆経験アリ。京都で映画のイベントに関わりつつ、執筆業と京野菜作りに勤しんでいます。

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