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『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』妻モーリー役リリー・グラッドストーン、『ファースト・カウ』でチヌーク・ワワ語を披露する実際の映像

ファースト・カウ
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マーティン・スコセッシ監督による2023年の話題作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でレオナルド・ディカプリオ演じる主人公アーネストの妻モーリー役を見事に演じ切り、大きな注目を集めたリリー・グラッドストーン。そんな彼女の新しい出演作が、いまアメリカ映画界で最も重要な作家と評されるケリー・ライカート初の日本劇場公開作品『ファースト・カウ』だ。劇中でグラッドストーンが見せる演技を、実際の映像で紹介したい。

この映画は、西部開拓時代のオレゴン州を舞台に、アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと中国人移民のキング・ルーを描く。2人は一攫千金を夢見て、ドーナツ作りを通して少しずつ友情を育んでいくのだが……。

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グラッドストーンは本作でトビー・ジョーンズ演じる仲買商の妻役を演じ、ネイティブ・アメリカンが話す“チヌーク・ワワ語”という彼らの専門用語を通訳する。このシーンは、クッキーとキング・ルーが焼き菓子を持って屋敷を訪れる直前のやりとりだ。

俳優たちは皆、チヌーク・ワワ語に対して、自分なりのアプローチを工夫していたという。ブームオペレーター、録音技師、脚本監督など、俳優以外の多くのクルーたちが言葉や音を聞き取り、何を意味するのか、どのように聞こえるのかという会話に加わっていたそうである。そんなリリー・グラッドストーンが流暢に使いこなすチヌーク・ワワ語”にも注目だ。

グラッドストーンはオスカーの有力候補に名があげられる注目株。実は本作監督であるケリー・ライカート監督作『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』への出演がきっかけで、演技が高く評価されることに。同作で世界中の映画賞にノミネート、ロサンゼルス映画批評家協会賞で助演女優賞を受賞している。

『ファースト・カウ』は2023年12月22日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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