DCドラマ「フラッシュ」シーズン8、アローバースのヒーローたちが参戦 ─ クロスオーバー風のスペシャル・エピソードで開幕

DCドラマ「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)のシーズン8が、“アローバース”でおなじみのクロスオーバーを思わせるスペシャル・エピソードから始まることがわかった。米Entertainment Weeklyにて、製作・放送を担当する米The CWのマーク・ペドウィッツCEOが明かした。
「THE FLASH/フラッシュ」は、光速のヒーロー、フラッシュ/バリー・アレン(グラント・ガスティン)を主人公とするシリーズで、2021年3~7月にはシーズン7が米国にて放送中。同じくCW製作の「ARROW/アロー」(2012-2020)「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)などとともにアローバースの一角を占める人気作だ。
報道によると、“スペシャル・イベント・エピソード”としてアローバースのヒーローが登場するのは、「THE FLASH/フラッシュ」シーズン8の冒頭5話。ショーランナーのエリック・ウォレスと製作総指揮のグレッグ・バーランティがアイデアを話し合っており、ペドウィッツ氏によると、「CWバース(アローバース)のスーパーヒーローたちが各エピソードに登場する」計画だ。登場するキャラクターは、「候補はいますが決定はしていない」という。
もともとアローバース作品は、シリーズの壁を超えたクロスオーバー・エピソードが目玉のひとつ。「THE FLASH/フラッシュ」の放送が始まった2014年から年に一度のお楽しみとして実施され、シリーズが増えるごとにスケールを拡大してきた。2020~2021年は「バットウーマン」(2019-)「スーパーマン&ロイス(原題)」(2021-)も交えたストーリーになる予定だったが、新型コロナウイルスの影響でやむなく製作が断念されている。
なお、ペドウィッツ氏は本作の“スペシャル・イベント・エピソード”について「クロスオーバーではない」と断言。しかしその一方で「あらゆるキャラクターを紹介する“クロスオーバー風”のものになる」と述べた。
CWは「THE FLASH/フラッシュ」シーズン7の製作を2021年6月末~7月上旬に終了し、その後、しばらくの休止期間を挟んで、2021年9月からシーズン8の製作を始動させる見込み。米国での放送は2021年11月中旬の予定だ。
Source: Entertainment Weekly(1, 2)