『X-MEN』のMCU合流、製作陣らの協議は現在不可 ─ 『デッドプール』脚本家「スパイダーマン共演のアイデアが頭の中に」

『アベンジャーズ』などのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を展開する米ディズニー社と、『X-MEN』『デッドプール』シリーズの20世紀フォックス社は、2019年夏ごろまでに完了するとされる事業統合を経て、事実上の「合流」を果たすとされる。同じマーベル・コミックスを原作としながらも、実写映画では権利上の都合からこれまで共演を果たせなかったヒーローたちが、ついに1つの物語を共にできる可能性が生じたのである。

これは、映画製作者にとってもファンにとっても、大きな可能性を感じさせる夢のような話だ。ところが製作者たちには、今の所合流後の展開を検討することが許可されていないという。『デッドプール2』脚本のレット・リースとポール・ワーニックが米ネット掲示板のRedditに登場し、AMA(Ask Me Anything=何か質問ある?)形式でファンからの質問で答えたところ、20世紀フォックス『X-MEN』ユニバース側の彼らはディズニー/マーベル・スタジオのMCU側の人間との相談を禁じられているというのだ。


この「何か質問ある?」企画の中で、デッドプールのMCU合流後のプランや、MCU側の人間と話し合いを行った事実があるかを尋ねられた2人は、「分からない」として以下のように答えている。

弁護士が、(フォックス側、ディズニー/マーベル側の)両サイドが話し合うことを未だ許可していないんです。僕たちは(マーベル・スタジオ製作社長の)ケヴィン・ファイギと”狼煙”でやりとりしようとしたんですが、消防署に止められちゃって。良くないよね。」

 

両サイドの関係者は、これまでも2大ユニバース合流に関する具体的な協議は未だ行われていないとの発言を繰り返している。2018年1月には『X-MEN』ユニバース側のプロデューサー、ローレン・シュラー・ドナー氏が「どうなることやら」と、2018年3月にはMCU側のケヴィン・ファイギが「(指示が発せられるまでは)実際には検討も始められない状態」と述べている。

しかし、既にレット・リースとポール・ワーニックはアイデアを膨らませている。Comicbook.comのインタビューに対して2人は、「デッドプールとスパイダーマンが共演するという草案が頭の中にはありますけれど、まだ書き起こしていない」と答えているのだ。将来的に、両サイドの温めたアイデアがぶつかりあう可能性もある。その会議の様子を想像するだけでも、垂涎モノだ。

Source:Comicbook.com,therealheroeshere

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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