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『X-MEN』全作プロデューサー、マーベル・シネマティック・ユニバースとの合流に前向き「私としては嬉しい」

マーベル
Photo by Dimka.aman https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Comics_.jpg

米ディズニー社による21世紀フォックス社の事業買収は、しいては『X-MEN』ユニバースの買収と分解して言い表すこともできる。この話題に対し、2000年のシリーズ第一作目『X-MEN』から目下最新作『X-MEN:アポカリプス』、次回作『ダーク・フェニックス』ほか、『デッドプール』(2016)『ニュー・ミュータンツ』(2018)などのスピンオフ作品までを含め、シリーズ全作のプロデューサーを勤め上げるローレン・シュラー・ドナー氏がRotten Tomatoesの取材に対してコメントを残した。

同氏は問いかけに対し、「ええ、構いませんよ」と答え、同話題について「まぁ、あと18ヶ月もあるから、どうなることやら」と構えた。(編註:企業買収がまとまるまで、12〜18ヶ月ほどかかると伝えられている。)

「(ディズニー社CEOの)ボブ・アイガーはこの国で最も賢い男の1人。彼はアラン・ホルン(ウォルト・ディズニー・スタジオズ会長)とは旧友ですしね。ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ製作社長)は私の元インターンでアシスタントでした。『X-MEN』第一作目(2000)では私の共同プロデューサーになってくれた。ケヴィンと私と2人でX-MENを始めたんです。だから私としては、ケヴィンと仕事が出来るというなら嬉しいことですね。

マーベル・シネマティック・ユニバースの舵取りを行うケヴィン・ファイギとて、X-MENユニバースとの合流についてはかねてより歓迎的な姿勢を見せていた。買収報道直前の2017年12月1週目にも合流に前向きであるとの米報道があり、遡れば2017年5月にも「僕の目標は、コミックのファンが読んでいる体験(=キャラクター同士のクロスオーバー)をスクリーンに再現すること」、別日にも「いつかやるつもり」と語っていた。同タイミングでは、マーベル・コミックの”レジェンド”スタン・リーも「なんとかする」と宣言している。いずれの発言も、単なるリップ・サービスではなかったことが証明されるかもしれない。

しかしながら、この度ローレン氏が「どうなることやら」とぼかすように、アベンジャーズとX-MEN合流の大商談がまとまるのはまだ少し先の話。今は気長に待つ他ないだろう。

Source:https://editorial.rottentomatoes.com/article/x-men-producer-lauren-shuler-donner-on-avengers-x-men-and-hollywood-harassment/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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