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ウェス・アンダーソン最新作『The French Dispatch』7月米公開決定 ─ ティモシー・シャラメほか豪華キャスト出演作、カンヌでお披露目か

ベニチオ・デル・トロ ティモシー・シャラメ ウェス・アンダーソン
[左]Photo by Red Carpet Report on Mingle Media TV https://www.flickr.com/photos/minglemediatv/14529012339/ © RedCarpetReportTV [中]Photo by Somewhere In Toronto https://www.flickr.com/photos/terras/30755014688/ [右]Photo by John Rasimus https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Wes_Anderson-20140206-85.jpg Remixed by THE RIVER

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)『犬ヶ島』(2018)のウェス・アンダーソン監督による待望の最新作『The French Dispatch(原題)』の米国公開日が2020年7月24日に決定した。

本作は、20世紀フランスの架空の街を舞台に、アメリカ発の新聞社「The French Dispatch」に務めるジャーナリストたちを、3つのストーリーを軸に描く「ジャーナリストたちへのラブレター」になるとのこと。2019年9月に、FOXサーチライト・ピクチャーズ(現:サーチライト・ピクチャーズ)が全世界配給権を獲得。ウェスとサーチライトがタッグを組むのは、『ダージリン急行』(2007)、『ファンタスティック・Mr.FOX』(2010)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)、『犬ヶ島』(2018)に続き、5度目となる。

出演にはベニチオ・デル・トロ、ジェフリー・ライト、ティモシー・シャラメら初参加組に加え、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディらアカデミー賞の常連組、オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイといったウェス・アンダーソン作品常連組も集う中、レア・セドゥ、マチュー・アマルリックという世界で活躍するフランス勢も参加している。まさにウェス・アンダーソン作品以外ではコラボレーションの想像がつかない超豪華キャストの共演が実現した。

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IndieWireによると、『The French Dispatch』は、2020年5月に開催される第73回カンヌ映画祭で初公開される可能性があるという。ウェス監督は過去に『ムーンライズ・キングダム』(2012)で第65回カンヌ国際映画祭のオープニング作品を飾っていたり、『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』でもベルリン映画祭に出品されていたりと、世界三大映画祭(ベルリン、カンヌ、ヴェネツィア)常連監督でもあるため、カンヌでのお披露目も不思議ではないだろう。

2019年4月、ウェス監督は本作について「ストーリーは簡単には説明できない」「フランスに配属されたアメリカ人ジャーナリストが書きたいものを書くために奮闘する姿を描いた」話していた「報道の自由を訴えている訳ではない。ただ、記者について描く時には、現実の世界で何が今起こっているのかを捉えることにも繋がります」

なお米Colliderによると、『The French Dispatch』がミュージカル作品になる、ウェス・アンダーソン監督作品の中で最長の4時間超えの作品になるとの噂もあったが、このたび正式に否定されたようだ。

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Source: IndieWire, Collider, Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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