「フレンズ」オリジナルキャストの「再会スペシャル」番組、2021年3月撮影開始へ

1994年~2004年に米NBCで放送された伝説的シットコム・コメディ「フレンズ」のオリジナルキャスト&スタッフが再結集する特別番組の撮影が、2021年3月に開始されることがわかった。出演者のひとり、チャンドラー役マシュー・ペリーが自身のTwitterにて明かしている。
2019年11時点で企画されていた「フレンズ」再結集番組は、2020年2月に米HBO Maxオリジナル作品としての配信が決定。シリーズの続編や新作に類するものではなく、脚本無しの“再会スペシャル”になるという。もともと撮影は2020年3月に開始予定だったが、コロナ禍の影響で延期に。その後、数回に渡り撮影スケジュールが繰り下げられていた。
Friends reunion being rescheduled for the beginning of March. Looks like we have a busy year coming up. And that’s the way I like it!
— matthew perry (@MatthewPerry) November 12, 2020
このたび、チャンドラー役のペリーが「『フレンズ』の再集結企画は、(2021年)3月の開始で再調整されています」と撮影時期について言及。「忙しい年がやって来そうです。それが好きなんですけどね!」と約17年ぶりの復帰に喜びを示している。とはいえ、アメリカでは新型コロナウイルスがなおも猛威を振るい続けており、今後の状況次第では再度延期ということもあり得るだろう。
ペリーのほかオリジナル・キャストからは、レイチェル役のジェニファー・アニストン、モニカ役のコートニー・コックス、フィービー役のリサ・クドロー、ジョーイ役のマット・ルブランク、ロス役のデヴィッド・シュワイマーが復帰する。
監督を務めるのは、『ワン・ダイレクション THIS IS US』(2013)を手掛けたベン・ウィンストン。製作には、オリジナル版からデヴィッド・クレーン&マルタ・カウフマン、ケヴィン・ブライトが復帰する。また上述のキャスト6人も製作総指揮として名を連ねている。