1994年～2004年に米NBCで放送された伝説的シチュエーション・コメディ「フレンズ」が、今年2019年にシリーズ開始から25周年を迎えた。このたび、「フレンズ」オリジナルキャスト＆スタッフの再結集番組が企画されているという。

米The Hollywood Reporterによると、「フレンズ」再結集企画はシリーズの続編や新作に類するものではなく、脚本なしの“再会スペシャル”になるとのこと。現在、レイチェル役のジェニファー・アニストン、モニカ役のコートニー・コックス、フィービー役のリサ・クドロー、ジョーイ役のマット・ルブランク、チャンドラー役のマシュー・ペリー、ロス役のデヴィッド・シュワイマーのほか、製作総指揮を務めたデヴィッド・クレーン＆マルタ・カウフマンが実現に向けての話し合いに入っているという。

本企画を進行しているのは、「フレンズ」を製作したワーナー・ブラザース・テレビジョンの親会社であるワーナーメディア。実現の暁には、同社の映像配信サービス「HBO Max」のオリジナル作品として配信される見込みだ。現時点で各メンバーとの契約は結ばれていないため、なんらかの理由によって企画が成立しない可能性もある。契約が結ばれた場合も、全員のスケジュールを揃えるという難関が待ち構えているのだ。

「フレンズ」はこれまでNetflixにて配信されてきたが、2020年からHBO Maxへと配信サービスを移籍することになる。HBO Maxを指揮するボブ・グリーンブラット氏は、自社での配信開始に先がけて、“再会スペシャル”に熱意を燃やしているということだ。報道によると、キャスト陣は本企画には前向きであるという。

なおレイチェル役のジェニファー・アニストンは、2019年10月にテレビ番組で「フレンズ」リブートの可能性を否定。ただし、その場で「何かやりたいと思っていますが、どんなものになるのかは分かりません」と語っていた。

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Source: THR