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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』米国、韓国など世界各地で記録更新 ─ 『スター・ウォーズ』、栄誉引き渡す

ついにマーベルがスター・ウォーズを破った。映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のオープニング興行収入が、米国・全世界合計にて歴代最高記録を樹立。これまで『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2016)が誇っていた2億4,800万ドルを凌ぎ、2億5,820万ドルというとんでもない数値を叩き出した。The Hollywood Reporterが伝えている。

これにて『インフィニティ・ウォー』は、米国内オープニング記録において史上最高の位置に座したほか、全世界のオープニング記録でも6億4,090万ドルで史上最高に。2位となった『ワイルド・スピード ICE BREAK』の5億4,190万ドルの記録から、実に1億ドルもの差をつけた。言わずもがな、スーパーヒーロー映画として史上最高の記録となったほか、公開翌日の4月28日(土)が稼ぎ出した8,300万ドルの記録が北米における土曜日の記録として史上最高値に、翌日29日(日)の6,920万ドルも日曜日の記録として史上最高値となった。

もちろん熱狂は北米だけでない。韓国(3,920万ドル)、メキシコ(2,510万ドル)、ブラジル(1,880万ドル)、フィリピン(1,250万ドル)、タイ(1,000万ドル)、インドネシア(960万ドル)、マレーシア(840万ドル)は、オープニング記録としてそれぞれの国における最高値。インドでは1,860万ドルを記録し、西洋の映画作品としては過去最高となった。なお日本の速報値は900万ドルだった。

この快挙を受け、『スター・ウォーズ』の米ルーカス・フィルムは潔く王座を譲った。米スター・ウォーズ公式SNSアカウントは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』レイが、アイアンマンにライトセーバーを手渡すアートを公開。「遥か彼方の銀河系から、地球最強のヒーローたちへ。史上最高のオープニング週末記録、おめでとうございます」のコメントが添えられた。

これまで米国内興行収入のトップに座していた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へ。2008年よりスタートしたマーベル・シネマティック・ユニバースが、今まさに頂にたどり着いた。マーベル映画は、わずか10年で映画ビジネスを書き変えてしまったと言えるだろう。

いま、歴史が切り替わった。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2018年4月27日より公開中。この革命を目撃せよ!

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/

Source:THR, Eyevatch Image:Twitter

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。