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『アナと雪の女王』続編についてわかっていること ─ さらに壮大な物語、新曲&新キャストも登場

アナと雪の女王

2019年、ディズニーが放つ注目作といえば『アナと雪の女王』続編(邦題未定、原題:Frozen 2)だ。

前作(2013)は「レット・イット・ゴー」「生まれてはじめて」をはじめとする楽曲が日本をはじめ世界各国で人気を集めたが、短編作品『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』(2015)、『アナと雪の女王/家族の思い出』(2017)、そしてスピンオフ作品「LEGO アナと雪の女王 オーロラの輝き」(2016)を経て、いよいよ長編映画として6年ぶりにスクリーンに帰ってくる。

本記事では、いまだ多くが明かされていない『アナと雪の女王』第2作について、わずかにわかっている内容を明らかにしておきたい。

『アナ雪』主要キャスト&スタッフが再登板

『アナと雪の女王』続編には、エルサ役のイディナ・メンゼル、アナ役のクリスティン・ベル、雪だるまのオラフ役を演じたジョシュ・ギャッド、そしてクリストフ役のジョナサン・グロフが声優として再登板することが決定済み。いまやおなじみのメンバーとなった顔ぶれが新たな物語を紡ぎ出す。

セリフの収録は2017年秋より開始されており、オラフ役のジョシュは、気になるストーリーについて「待つ価値のある内容」だと宣言している。監督を務めるのは、前作と『エルサのサプライズ』を手がけたクリス・バック&ジェニファー・リー。脚本は『ドリーム』(2017)『プーと大人になった僕』(2018)のアリソン・シュローダーとジェニファーが共同執筆した。もちろん劇中曲を手がけるのは、前作『アナと雪の女王』に続いてロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペスだ。

続編では「アレンデールのはるか彼方へ」

2018年11月、脚本・監督のジェニファーは続編の内容をほんのわずかに明かしていた。いわく、物語は「より大きく、より壮大な」ものになるとのこと。主人公のエルサ&アナは、アレンデール王国のはるか彼方へ向かうことになるという。しかし根幹は、前作と同じく「家族の物語」。もちろん中心となるのはエルサ&アナの二人なのだそうだ。

作品の大きな見どころ、そして聴きどころになるのは登場人物による劇中歌の数々だ。ジェニファー監督によると、ロバート&クリステンの楽曲チームは第2作のために合計7曲を製作。同じく2018年11月の時点で、そのうち4曲が完成済みであることがわかっている。ちなみに、とある楽曲は監督をもって「(『レット・イット・ゴー』の)進化系」だと言わしめるほど。再び全世界にムーブメントを巻き起こすことになるか。

また『アナと雪の女王』続編には、前作にはいなかった新たなキャラクターも登場する模様。役どころは不明だが、声優として『ブラックパンサー』(2018)や『ザ・プレデター』(2018)、ドラマ「THIS IS US」(2016-)のスターリング・K・ブラウン、ドラマ「ウエストワールド」(2016-)のエヴァン・レイチェル・ウッドが出演交渉に入ったことが以前報じられている。さて、二人が演じるのはエルサ&アナの敵なのか、それとも味方か……。

chris roth https://www.flickr.com/photos/chrisroth1/34277933120/
Gage Skidmore https://it.m.wikipedia.org/wiki/File:Evan_Rachel_Wood_(36183546976).jpg

映画『アナと雪の女王』続編(邦題未定、原題:Frozen 2)は2019年11月22日に米国公開予定

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。