『イコライザー』監督、マーベルのケヴィン・ファイギとの面会認める ─ 「機会があれば、やりたい」

デンゼル・ワシントン主演の人気アクション『イコライザー』シリーズなどで知られるアントワーン・フークア監督が、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギと面会を行っていたことをTHE RIVERに認めた。
フークア監督は『トレーニング デイ』(2001)で注目され、『ザ・シューター/極大射程』(2006)『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013)『マグニフィセント・セブン』(2016)などの骨太なアクション映画で脚光を浴びる。2022年公開の『ブレット・トレイン』でも製作を務めたほか、クリス・プラット主演のドラマ「ターミナル・リスト」ではエピソード監督と製作総指揮を手掛けた。
実はフークア監督は、『ブラックパンサー』『モービウス』に監督として打診されていたこともある。2018年にはケヴィン・ファイギと面会の約束があることを明かしており、何らかの企画への関与が期待されていた。
しかし、その後フークア監督はマーベル作品との接点を持っていない。そこでTHE RIVERが「今もスーパーヒーロー映画に関心はありますか」と尋ねたところ、「確かにケヴィンとは話しました。素晴らしい方でした」と認めた。
フークア監督は「マーベルの世界には大きなリスペクトがあります。とてもユニークな世界ですよね」と称え、「自分が向いているかはわからないけれど」としながらも「観ていて楽しいです」と続けている。さらに「もし良い機会があって、僕やケヴィンや皆さんも興奮できるものであれば、やりたいですね」と前向きな姿勢も示した。
フークア監督はハードボイルドな作風が持ち味。ファンタジックなヒーローよりも、リアル路線のアンチヒーローとの相性が良さそうだ。例えば、パニッシャーをフークア監督が蘇らせる……なんて案はどうだろう。
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