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アニャ・テイラー=ジョイ、キレキレのドリフトを華麗に決める ─『マッドマックス』フュリオサ単独映画に向けての練習か

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚映画『フュリオサ(原題)』では、シャーリーズ・セロンに代わり、アニャ・テイラー=ジョイがフュリオサの若き日の姿を演じる。この度、アニャがカーアクションの練習に励む姿を捉えた動画が公開された。

M・ナイト・シャマランやエドガー・ライトなど、錚々たる監督たちと仕事を共にしては彼らを虜にしてきたアニャ・テイラー=ジョイ。本作にてメガホンをとるジョージ・ミラーもまた、アニャの確かな演技力と圧倒的な存在感に魅了された監督のひとりで、『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』(2021)の初期編集版を観て、フュリオサ役の候補に入れることを決めたのだという。その期待に応えたアニャは、オーディションでフュリオサ役を見事に勝ち取ったのである。

『マッドマックス』シリーズといえば、カーアクションが醍醐味のひとつだろう。2021年8月、アニャはアクションスタントの大半を自らこなせるよう、スタントチームによる指揮のもとで運転を学んでいることを報告していた。アニャ本人が公開した動画では、ドリフトを華麗に決める車が登場。アニャがハンドルを握る姿までは確認できないものの、「私です」と投稿内に記されているため、本人自らが運転していると思われる。また作品名の言及こそないが、2022年前半に撮影が開始見込みと伝えられていることから、『フュリオサ』と考えて間違いなさそうだ。

『フュリオサ』は、前作で荒廃した世界を支配する独裁者に反旗を翻し、彼の妻たちの逃走計画を実行する丸刈り頭&義手の最強戦士、フュリオサの若き日の姿を描く物語。その詳細は不明だが、オーストラリアで撮影される史上最大の映画であり、長年に渡る壮大な物語が描かれるとのこと。アニャのほかキャストには、クリス・ヘムズワース&トム・バークが名を連ねている。

アニャはカーアクションだけでなく、フュリオサ役を演じるために必要な準備として、「この映画を担えるだけの強さを身につけることだと考えています。それは感情的な強さであり、身体的な強さであり、精神的な強さです」と過去に述べていたり、「成長は自分自身に激しく挑戦することでしか得られないものでしょう。それを実現するのに、これ以上の役、これ以上の監督、これ以上の物語はありません。とても楽しみにしています」と撮影への期待を寄せていた。本作にかける思いは相当なもののようだ。期待が高まるばかりの本作は、2024年5月24日の米国公開。

Source: Empire Online

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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