「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」速報映像が米公開 ─ 3本まとめて30秒、一挙初披露

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のテレビシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」「ロキ(原題:Loki)」を3本まとめた速報映像が米国にて公開された。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」は、MCUでおなじみのキャラクターを主人公に、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」にて展開されるテレビシリーズ。『アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)後の世界を舞台に、さらにMCUの世界を“拡大”するものとなる。
映像の幕開けとなるのは、おなじみキャプテン・アメリカの盾だ。『エンドゲーム』でスティーブ・ロジャースからサム・ウィルソン/ファルコン(アンソニー・マッキー)へ手渡された盾をサムが投げる場面に、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)の「時は来た」という一言が重なる。サムはファルコンのスーツに身を包んで空を滑り、バッキーは銃口をヘルムート・ジモ/バロン・ジモ(ダニエル・ブリュール)に突きつけているようでもある。
かたやチャイムの音が鳴れば、モノクロのヴィジョン(ポール・ベタニー)が登場。MCU初のシットコムともいわれる「ワンダヴィジョン」だ。「ワンダ、おかえり」という優しい声ののち、高速で映し出されるのは、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)の笑顔、涙を浮かべる表情、いかにも懐かしのシットコムらしい服装、そしてコミックのスカーレット・ウィッチらしきスーツ姿。モノクロのテレビの中で「ヴィジョン邸です」と電話を受けるワンダだが、どうやら現実にはカラーのワンダとモノクロのヴィジョンが存在するらしく……?
そして、撮影が始まったばかりの「ロキ」からもさっそく本編映像が登場。謎の装いに身を包んだロキ(トム・ヒドルストン)は、「この場所を焼き尽くしてやる」と宣言するのだった。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はタイトルの通り、ファルコンとウィンター・ソルジャーの新たなる冒険を、そしてスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカからの“盾の継承”を描く物語。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からはシャロン・カーター/エージェント13(エミリー・ヴァンキャンプ)も再登場する。また「ワンダヴィジョン」は、理想的な郊外生活を送っていたはずのワンダとヴィジョンが、次第に違和感に気づいていく物語。昔ながらのシットコムとマーベル流のアクション映画が融合するという異色作になる。「ロキ」は人類史のあちこちにロキは出没し、歴史的事件に影響を与えていく物語。『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』に直結する。
ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and The Winter Soldier)」は2020年8月、「ワンダヴィジョン(原題:WandaVision)」は2020年内、「ロキ(原題:Loki)」は2021年春にDisney+にて米国配信予定。