ガル・ガドット、トム・クルーズのスタント魂に刺激 ─ 新作『ハート・オブ・ストーン』で限界超えアクションに挑む

Netflixで配信開始を控えた新たなスパイスリラー映画『ハート・オブ・ストーン』は、『007』や『ミッション:インポッシブル』のようにシリーズ展開を視野に入れた期待作。主演のガル・ガドットは、『ミッション:インポッシブル』シリーズで超人的なスタントに挑み続けるトムから大いに刺激を得たようだ。
『ハート・オブ・ストーン』でガドットが演じるのは、世界にまたがる強大な平和維持組織に所属する諜報員レイチェル・ストーン。彼女は組織と、最も貴重かつ“危険”なスパイたちを失った事件の間で翻弄され、奔走することになる……。
本作の予告映像で、ガドット扮するレイチェルは雪山の急斜面をパラシュートで滑降したり、激しい肉弾戦やカーチェイス、爆破する飛行船からのジャンプなど息をもつかせぬスタントを見せている。
DC映画『ワンダーウーマン』でも華麗なスタントシーンを披露していたが、米Comibook.comのインタビュー(ストライキ前収録)で、スタントにおいてトム・クルーズのレベルに達するのは容易でないと語ったガドット。「トム・クルーズは、このジャンルではユニコーン(現実離れした存在)です。トムのような人はいないですし、彼は一番大きなインスピレーションの源です。だから、常に自分の限界を超えようと努めています」。
以前にガドットは英Empireに、「女性を主人公にしたアクション映画に、視聴者がいることに気づきました。私はボンドやミッション(:インポッシブル)、(ジェイソン・)ボーンを見て育ったので、すでに何度も作られている男性向けの物語ではなく、万人向けで、本当に力強い女性主導のアクション映画を作りたいと思っていたんです」とも語っていた。
キャスト陣は、レイチェル・ストーン役のガドット、パーカー役で『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズのジェイミー・ドーナン、ケヤ・ダワン役で『RRR』(2022)のアーリヤー・バット、イヴォ役で『ミッドサマー』(2019)のアーチー・マデクウィ、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)のマティアス・シュヴァイクホファー、『ナイル殺人事件』(2020)のソフィー・オコネドー、『クレイジー・リッチ!』(2018)のジン・ルージ、「ボディガード -守るべきもの-」(2018)のポール・レディほか。
監督は、『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』(2015)『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』(2019)などでメガホンを取ったトム・ハーパー。脚本には、『オールド・ガード』(2020)のグレッグ・ルッカ、『プーと大人になった僕』(2018)のアリソン・シュローダーが名を連ねる。
ガル・ガドット主演、Netflixスパイスリラー映画『ハート・オブ・ストーン』は8月11日 より独占配信スタート。
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Source:Comicbook.com , Empire