X-MENスピンオフ『ガンビット』監督に『パイレーツ・オブ・カリビアン』の実力派が契約交渉中!主演はチャニング・テイタム

マーベル/20世紀フォックス社による映画『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品『ガンビット(原題:Gambit)』が、その長い沈黙を破ってついに動き出すことになりそうだ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作(2003-2007)を手がけたゴア・ヴァービンスキー監督が、20世紀フォックスとの契約交渉に入っているという。米Deadline、Variety誌ほか複数のメディアが報じている。
本作『ガンビット』にて主演・製作を兼任するのは、『ローガン・ラッキー』(2017年11月18日公開)や『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年1月5日公開)など話題作への出演が相次ぐチャニング・テイタム。『21ジャンプ・ストリート』(2012)や『マジック・マイクXXL』(2015)など数々の作品を経て、トップスターへの仲間入りを果たした“今もっとも注目される俳優”の一人だ。
しかし2016年公開予定だった『ガンビット』は、これまで幾度となく挫折を味わってきた企画である。2015年にチャニングの主演・製作が決定するも、同年に監督を務める予定だったルパート・ワイアットが降板。公開予定が白紙となり、2016年8月には後任のダグ・リーマンもプロジェクトを離脱した。その後、2017年7月にはチャニングがプロジェクトの続行を明言している。
このたび契約交渉に入ったことが伝えられたゴア・ヴァービンスキー監督は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作のほか、『ランゴ』(2011)や『ローン・レンジャー』(2013)を手がけてきた。脚本は『007 慰めの報酬』(2008)や『パトリオット・デイ』(2016)のジョシュア・ゼトゥマーが執筆している。
本作でチャニングが演じるレミー・ルボー/ガンビットは、手に持つ物体に破壊エネルギー(キネティック・エネルギー)を込める能力の持ち主。主にトランプを投げて攻撃するほか、棒術などを操るキャラクターでもある。
長らくプロジェクトの実現を目指してきたチャニングは、2017年7月、その脚本について「観たことのないジャンルの映画にしようとしていた。[中略]今では脚本でずっとやりたかったことができつつある」と自信をにじませていた。いよいよ監督の契約交渉にも入り、製作はまもなく本格始動となりそうだ。
映画『ガンビット』の劇場公開時期は未定。
Sources: http://deadline.com/2017/10/gambit-gore-verbinski-channing-tatum-x-men-spinoff-1202182926/
http://variety.com/2017/film/news/gore-verbinski-direct-channing-tatum-gambit-1202582171/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6851535588/ )