『ジェミニマン』50代と20代、2人のウィル・スミスが闘う ─ 若返りもアクションも満載の特別映像が到着

『メン・イン・ブラック』シリーズや実写版『アラジン』などのウィル・スミスが、新作となる近未来アクションエンターテイメント『ジェミニマン』で挑むのは、“世代を超えての一人二役”だ。現在の姿と20代当時、ふたりのウィルがスクリーンに登場する本作より、革新的技術を駆使した撮影現場のメイキング映像が到着した。
ウィル・スミス演じる伝説的暗殺者ヘンリーは、政府に依頼されたミッションを遂行する途中、何者かによる襲撃を受ける。その襲撃者の正体は、なんと若い自分自身だった。男は政府を巻き込んだ、クローン技術の巨大な陰謀に巻き込まれていく……。
本作の撮影では、ウィル・スミスが暗殺者ヘンリー(現在の姿)と、秘密裏に作られた自身のクローン(20代当時の姿)の一人二役に挑戦。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2013)などで2度のアカデミー賞(R)監督賞に輝く巨匠アン・リーは、120フレーム撮影や新たな3D技術などで“かつてない映像体験”を追求した。ウィルいわく、「本作のエモーショナルかつフィジカルな挑戦は、キャリア史上もっとも要求の高いものだった」とのこと。

このたび公開されたメイキング映像では、最先端の3D技術により、ウィルが自身の若かりし姿を演じた“ジュニア”が完成するまでの工程も明らかに。ウィルは一人二役、2つの世代を演じ分け、さらに自分自身を相手とする激しいアクションにも挑んだ。ウィルは「これまで俳優として培った経験のおかげで、2つの世代を演じ分けることができました。23歳の頃ならジュニアを演じることはできなかった」と述べている。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『アルマゲドン』(1998)を手がけたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、本作の技術について「アン・リー監督が長年求めていた技術を開発しました。どんな監督もやろうとしなかったことに挑戦しています」と宣言。リー監督は「2人のウィル・スミスは誰も見たことのないもの」、ウィルも「テクノロジーのおかげで凄まじい映像が実現しています。映画製作も、映画の見方も変えてしまう作品になるでしょう」と大きな自信を覗かせている。
映画『ジェミニマン』は2019年10月25日(金)全国ロードショー。
『ジェミニマン』公式サイト:http://geminiman.jp/