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『G.I.ジョー』最新作は「リブート作」、スピンオフにあらず ─ 『漆黒のスネークアイズ』プロデューサーが明かす

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ
© 2021 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. © 2021 Hasbro. All Rights Reserved.

『G.I.ジョー』シリーズの最新作『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は、2009年製作『G.I.ジョー』および2013年製作の続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』から出演者を一新する新機軸の一作だ。主人公となるのは、最強の戦闘能力を誇る忍者ヒーロー・スネークアイズ。製作陣は、この作品を「スピンオフ」ではなく「リブート」として捉えているという。

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は、米国においてシリーズのスピンオフ作品として広報されることが多い。米UPROXXは、シリーズのプロデューサーであるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラに「なぜリブート作だと紹介しないのですか?」と問いかけ、以下の回答を引き出した。

「どうお答えすべきか分かりません。私の考えでは……なぜ(リブート作として)伝わっていないのかが分からないから。」

これに対して、インタビュアーは「“スピンオフ”と言うと、新しく始まるものではなく、別の映画から派生したものと思われてしまうのでは」とさらに問うている。ボナヴェンチュラは「もしかすると遅すぎるのかもしれないけれど、遅すぎるということは決してないでしょう。(改善に)取り組んでいきたい」と答えた。

新たな主人公であるスネークアイズ役に起用されたのは、『クレイジー・リッチ!』(2018)『ジェントルメン』(2019、日2021)などのヘンリー・ゴールディング。 漆黒のマスクで正体を隠し、これまで謎に包まれてきたスネークアイズ誕生の秘密が明かされることになる。ボナヴェンチュラは、スネークアイズで『G.I.ジョー』をリブートすると決めた理由をこう語った。

「なによりも、一人のファンとして、スネークアイズは最も人気のあるキャラクターだし、彼とストームシャドーの関係性がとても豊かだと考えたからです。スネークアイズを見て育った方々にとって、(本作は)おもしろい体験になると思いました。スネークアイズの姿を見て、彼が喋るのを聞く。ファンの皆さんにとっては新しいニュースになるのではないかと感じたんです。」

映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は、2021年10月22日(金)全国ロードショー。

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Source: UPROXX

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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