『ゴジラxコング』世界興収、モンスター・ヴァース最高記録を塗り替える ─ 続編も決定でユニバース拡大中

ゴジラとコングがチームアップする映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』が、「モンスター・ヴァース」シリーズにおける興行記録を塗り替えたことがわかった。
米Deadlineによれば、2024年3月下旬より各国で順次封切られた『ゴジラxコング』の世界興収は5億7,000万ドルを突破。北米で1億9,630万ドル、それ以外の地域で3億7,370万ドルという内訳になっている。
これまで世界興収の最高記録を保持していたのは、『キングコング:髑髏島の巨神』の5億6,865万ドル。この後を『GODZILLA ゴジラ』(5億2,497万ドル)、『ゴジラvsコング』(4億7,011万ドル)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(3億8,730万ドル)というように続いていた。
『ゴジラxコング』はゴジラとコングによる2度目のクロスオーバー作品。勢いを増し続け、ついにシリーズトップに君臨した。
なお現時点で『ゴジラxコング』の興行記録は、2024年公開作品で世界2位の記録。1位には同じく米レジェンダリー・ピクチャーズ製作の『デューン 砂の惑星 PART2』が君臨している。
この勢いに乗じて、モンスター・ヴァースは更なる拡大を見せている。足元ではすでに『ゴジラxコング』の続編にゴーサインがかかり、前2作を手がけたアダム・ウィンガードにかわり新鋭グラント・スピュートリが監督に就任した。スピュートリは、ヒラリー・スワンク主演のSF映画『アイ・アム・マザー』(2019)で長編映画デビューを飾ったフィルムメイカーだ。
また映画作品のほかに、シリーズ初の実写ドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」シーズン2の製作も決定済み。さらに複数のスピンオフシリーズも製作される見込みだ。
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Source:Deadline