ハリウッド版『ゴジラ2』米国版予告編公開! ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラ登場、さらなるサプライズも?

ハリウッド版映画『GODZILLA ゴジラ』(2014)の続編となる『Godzilla: King of the Monsters(原題)』の米国版予告編が、2018年7月21日(米国時間)、ポップカルチャーの祭典「San Diego Comic Con 2018」にて公開された。
本作は先日からストーリーの一部や本編映像が公開され、特務研究機関モナーク(MONARCH)の特設サイトが始動するなど、プロモーションの加熱ぶりがにわかに話題となっていた。このたびの映像では、全世界の怪獣ファンが待ちわびた“夢の共演”が最高の形で示唆されている…!

今回公開された米国版予告編は、ドラマ「ストレンジャー・シングス」(2016-)のミリー・ボビー・ブラウン演じる少女マディソン・ラッセルの表情から幕を開ける。ビルの屋上に佇む彼女は、街の四方から迫ってくる煙と粉塵を目撃するのだ。

ドビュッシー作曲「月の光」をアレンジした楽曲(Imagine Music“Supreme II”収録)が映像の全編を貫く中、その前半は、謎の組織に誘拐されてしまったモナークの女性科学者、エマ・ラッセル博士からのメッセージが聞こえつづける。マディソンの母親である彼女は、既報によると「怪獣とコミュニケーションを取る方法をつかんでいて、生物音響学を用いて彼らを操れる可能性がある」というのだ……。

「世界は変化しています。我々の恐れていた大量絶滅はすでに始まっています。私たちがその原因です。そして、私たちが絶滅を進めているのです。けれどもあらゆる生物と同じように、地球は絶滅を止めるため、ある力を解放しました。それが地球最初の、公平な統治者たち…“タイタンズ(Titans)”です。数千年もの間、この生物は世界中に姿を隠していました。彼らのすべてが現れないかぎり、私たちの惑星は滅亡します。つまり、私たちもです。彼らこそが、生命を残しつづける唯一の希望なのです。」

「彼らの支配が始まる(THEIR REIGN BEGINS)」。これは先日公開された本作のコピーだが、どうやら“支配”とは人類に対する一方的な恐怖ではなく、世界がさらされている過酷な状況への処方箋――少なくともエマ博士にとっては――となるのだろう。
映像では海底を探索する芹沢猪四郎博士の姿や、海底で背びれを発光させるゴジラのシルエット、氷漬けのようになっているキングギドラ、海面から巨大な羽根を広げるモスラ、火山の頂上に座するラドンなどが次々に登場。そしてキングギドラは目覚め、都市部の上空をラドンが飛翔し、戦闘機を引き連れるかのようにして現れたゴジラが咆哮する……。

ハリウッドの最新技術によってついにスクリーンへ甦る大怪獣の姿や、その戦闘の様子はもちろんのこと、本作では彼らと人類との関わりにも注目したい。怪獣との意思疎通を図れる親子や、人類が希望を怪獣に託しうるというストーリーを鑑みると、おそらく本作ではギャレス・エドワーズ監督による前作以上に複雑なドラマが展開するはずだ。また「人間対怪獣」という目線では、日本の観客を驚かせた、『シン・ゴジラ』(2016)の戦闘機や戦車をめぐる映像演出をいかに乗り越えるかという点にも期待がかかる。

また特筆しておきたいのは、エマ博士が「モンスター」や「怪獣」ではなく、巨大怪獣を「タイタンズ(Titans)」と呼んでいることだ。これまでになかった呼び方だけに、物語上いかなる解釈が込められているのかがポイントになるだろう。

 

なお予告映像が公開された「San Diego Comic Con 2018」の会場では、マイケル・ドハティ監督によって、怪獣に関する“さらなるサプライズ”が示唆されてもいる。もしかして、まだまだ出てくるということか…!?

「この映画には東宝怪獣王国(Toho Monster kingdom)の宝物の数々が登場します。ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラ。それから、さらにいくつかのサプライズもあります。

物語のキーパーソンであるエマ博士を演じるのは、『死霊館』シリーズやドラマ「ベイツ・モーテル」(2013-2017)のヴェラ・ファーミガ。エマの元夫でマディソンの父親である研究者マーク・ラッセル役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)のカイル・チャンドラーが配された。また前作からの再登場となる芹沢猪四郎博士、その助手であるヴィヴィアン・グレアム博士には、おなじみ渡辺謙と『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)のサリー・ホーキンスが続投。『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)に続いてのハリウッド映画出演となる中国人女優チャン・ツィイーも登場する。

映画『Godzilla: King of the Monsters(原題)』は2019年5月31日米国公開予定

Sources: Warner Bros., CBR(1, 2
Eyecatch Image: YouTube サムネイル

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