『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』、『ザ・スーサイド・スクワッド』作曲家が登板 ─ ジェームズ・ガン「ネタバレしてしまった」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』の音楽を、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)などのジョン・マーフィーが手掛けることがわかった。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第3作となる本作は現在撮影準備中で、監督・脚本を務めるジェームズ・ガンが、Cinema Blendのインタビューにて現状を明かしている。このインタビューの直前まで各部門長と打ち合わせを行っていたとのことで、「映画の最後の部分に向けて、ショットからショットへと、それぞれのショットがどのようにして撮られるべきなのかについて詳細に説明していました。5月に撮影するものです」という。これまで撮影時期は、2021年11月から2022年4月頃までと伝えられていたが、このたび監督が説明したところによると、5月までは少なくとも撮影が続くようだ。
1ヶ月以内にも迫る撮影の準備に追われる中、ジェームズ・ガン監督は、Cinema Blendにネタバレをしてしまったようだ。それがこのたび判明した音楽担当者についてである。「この取材が終わったら、ジョン・マーフィが作曲した劇伴を聴きに行かなくてはなりません。どうやら、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でジョン・マーフィーが音楽を担当していることをネタバレしてしまったようです。つまり君たちは、スクープを手に入れたわけです」。わざとなのかうっかりなのかは定かでないが、ガンのおなじみのユーモアセンスと懐の深さがうかがえる発言だ。
音楽を担当することになったジョン・マーフィーといえば、『ザ・スーサイド・スクワッド』のほか、ガイ・リッチーによる『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)『スナッチ』(2000)、ダニー・ボイル『28日後…』(2002)『サンシャイン 2057』(2007)、マイケル・マンによる『マイアミ・バイス』(2006)など、名だたる巨匠たちと仕事を共にしてきたことで知られる。ジェームズ・ガンとの再タッグに期待が高まるばかりだ。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は2023年5月5日に米国公開予定。なお、日本公開は同年4月予定と告知されている。
Source: Cinema Blend