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ネビュラ役カレン・ギラン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は「これからも続く、打ち切れるとは思えない」

カレン・ギラン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/34154052454/

2018年7月、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』から、ジェームズ・ガン監督が過去の不適切な発言を理由に解雇された。過去2作品の脚本・監督を務め、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長からも厚い信頼を受けていたクリエイターの解雇は世界中のファンに大きな衝撃をもたらしている。

本作は現在、ガンに代わる監督の後任者が検討されている状況だ。ディズニー/マーベルは企画を無期限保留状態としており、2018年10月25日時点で、製作状況に進展がないことをケヴィン社長は認めている

このたび、一人の人物が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の今後についての認識を明かした。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でネビュラ役を演じたカレン・ギランはシリーズの継続を熱望しているのだ。

The Wrapのポッドキャスト「Shoot This Now」にて、カレンは『Vol.3』の現状については「本当に何も知らないんです」と発言。一方で、シリーズの継続には強い確信があることを明かした。

(スタジオは)話し合いの最中で、次はどう動くのがベストかを検討しているところだと思います。すべてがうまく収まって、(『Vol.3』の)ストーリーを語ることができることを願っていますよ。物語が続けばいいなと思います。[中略]彼ら(スタジオ)は続けていくつもりですしね。(シリーズは)続くことになるでしょうし、打ち切れるとは思いません。」

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
写真:ゼータ イメージ

ここでカレンが話していることは、シリーズのファンにはすべて腑に落ちるものだろう。前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)は数多の伏線や未解決の要素を残して幕を閉じたほか、『Vol.3』は『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』以降のマーベル・シネマティック・ユニバースを展開させるために重要な作品だとされていたのだ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズが第2作で終わってしまうとは到底思えない。

なお『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は、2018年8月下旬に製作準備(プリプロダクション)チームが解散され、先述の通り、監督の後任者が決定するまで企画は無期限保留状態となった。ジェームズ・ガンは解雇によって企画を離脱しているが、ガンの弟であるクラグリン役のショーン・ガンによれば、すでに完成していた本作の脚本は今後も使用される方針とのこと。ただし、新監督の就任後に改稿が加えられる可能性は高いとみられる。

ところでガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーといえば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を経ての『アベンジャーズ』第4作でいかなる活躍を見せるかも気になるところ。カレン演じるネビュラには、きっと小さくない役割が与えられているはずだが……。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』MovieNEXは発売中。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。

Sources: The Wrap, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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