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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』ロケット号泣シーン、演じたブラッドリー・クーパーは父親との死別と重ねて泣きながら収録していた

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
(c) Marvel Studios 2023

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』では、アライグマのロケットが体験した壮絶な過去が中心に描かれた。ロケットの声を担当したブラッドリー・クーパーは悲劇シーンを演じる上で、個人的な辛い経験を投影したと胸内を明かしている。

Sirius XMの番組「The Howard Stern Show」に出演したクーパーは、ロケットがヴィランのハイ・エボリューショナリーから逃げようとした際、一緒に捕らわれていたカワウソのライラが命を落とすシーンに言及。「この最後の作品をご覧になったとかどうか分かりませんが、狂ったように泣いてしまいました。彼が友達を失うシーンがあるんですが、ロケットが発した泣き声は僕がとりわけ共感できたもので、それは僕の父親が亡くなった時の、僕の泣き声だったんです」と語った。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
©2023 MARVEL

ロケットの声はクーパーの地声とは大きく異なり、知らなければ誰がボイスキャストを務めているのか判別がつかないレベルだ。しかし、ロケットが大切な友人を失うシーンでは、父親を亡くした自身の体験がオーバーラップして泣き声に地が出てしまったというクーパー。「サウンドステージで演じた時に、僕の口から出た音に深い真実が存在していたことに、誰もが気づいたのではないでしょうか。だから、映画のあの瞬間はパワフルなんだと思います」とも付け加え、涙の収録を振り返った。

ライラの死とその魂は、物語のその後ロケットに大きな力を与えた。クーパーが本人の辛い涙と共に演じ上げた物語は、きっと世界中のファンにも同じように鼓舞する力を与えたことだろう。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
©2023 MARVEL

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』はディズニープラスにて独占配信中。

Source:@The Howard Stern Show
Text:Hollywood、中谷直登

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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