『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』2021年11月に撮影開始 ─ ディズニープラスの『ホリデー・スペシャル』も同時撮影

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ最新作、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』の撮影が、2021年11月にも開始されることがわかった。
このたび、スター・ロード/ピーター・クイル役のクリス・プラットが、米国のテレビ番組「Jimmy Kimmel Live!」に登場。現在・今後のプロジェクトについて語る中で、「(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の)続編をやりますよ!」と声をあげ、スタジオの観客を沸かせた。「今年の終わりから来年の始めにかけて撮影します。(2021年)11月ごろから、おそらく(2022年)4月くらいまで」。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』に先がけては、Disney+オリジナル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』が2022年に配信される予定で、同作と『Vol.3』の撮影は同時に行われる。従来、一連の撮影は2021年の年末からと報じられており、具体的な期間が示されたのは今回が初めて。先日、ネビュラ役のカレン・ギランが特殊メイクの準備風景をInstagramに投稿していたため、水面下でプリプロダクション(撮影準備)が進められている可能性もある。
現在、クリスはドラマシリーズ「The Terminal List(原題)」を、ドラックス役のデイヴ・バウティスタは『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)の続編映画を、ジェームズ・ガン監督は『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のスピンオフドラマ「Peacemaker(原題)」の撮影中。それぞれが多忙の身だが、およそ半年後にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが待望の再集結を果たす。
本作は当初『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)に続く作品となる予定だったが、2018年の夏、ガン監督が過去の不適切発言により解雇された。2019年夏には再雇用されたが、スケジュールには大きな変更が発生している。今回、クリスは「数年前に撮る予定だったんですが、予想外の出来事があり、パンデミックもあって」とコメント。司会者のジミー・キンメルに「何があったんですか?」と笑いながら聞かれるや、「よく思い出せないですけど、なにか理由があって撮らなかったんです」と同じく笑いながら応じた。「今回、ありがたいことに撮影できるし、ジェームズ・ガンが監督する。ほんとに最高です」。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は2023年5月5日に米国公開予定。日本公開は同年4月(予定)とアナウンスされている。
Sources: Jimmy Kimmel Live!, ScreenRant