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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』撮影は2021年の可能性 ─ ジェームズ・ガン監督が示唆

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』の撮影が、2021年まで行われない可能性が浮上してきた。脚本・監督のジェームズ・ガンがInstagramにて示唆した。

2019年12月23日(米国時間)、ガン監督はファンからの「『Vol.3』がいつ頃になるかというニュースはありますか?」との問いかけに「撮影は1年くらい始まりません」と回答。2019年も終わろうとする時期に「1年くらい」先になることが明かされた以上、撮影開始が2021年前半になることも十分にありうるというわけだ。

https://www.instagram.com/p/B6a8vYwANPy/

2019年12月現在、ガン監督はDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』の撮影中。同作は2021年8月6日に米国公開予定だが、その後すぐに『Vol.3』の撮影に入るのではなく、しばらく再びの準備期間に入るようだ。

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もともと『Vol.3』は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)に続くMCUの「フェイズ4」の幕開けを飾る予定だったが、2018年夏、ガン監督は過去の不適切発言によって同作を一時解雇されている。その後、企画は一時保留となり、ディズニー/マーベル・スタジオは公開予定を撤回。2019年3月、ディズニーはガン監督を再雇用し、『ザ・スーサイド・スクワッド』の完成後に製作する方針を決定していた。

『Vol.3』の脚本は2018年6月の時点で完成しており、その出来栄えをクリス・プラットは「素晴らしい脚本」、カレン・ギランは「最高の出来」「3部作で一番」と絶賛。ただし公開時期の変更を受けて、物語の時系列が『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』以降に変更されることが明かされている。その一方で、監督の弟ショーン・ガンは脚本が再執筆される可能性もあると語っていた

『ザ・スーサイド・スクワッド』の後、『Vol.3』撮影までにしばらくの空白が生じるのが、脚本作業を含む撮影準備のためか、あるいはクリス・プラットやゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタら出演者のスケジュールのためかは分からない。なお、MCUの「フェイズ4」は2021年11月米国公開の『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』で終了し、「フェイズ5」としては『ブラックパンサー2(仮題)』が2022年5月に米国公開されるほか、2022年2月18日・7月29日・10月7日、2023年2月17日・5月5日・7月28日・11月3日にも新作映画が登場予定だ(いずれも米国公開日)。このうちどこかで『Vol.3』も公開されるとみられるが、ひとまずは公式発表を待つことにしよう。

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Source: James Gunn

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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