新DCドラマ「ゴッサム・ナイツ」にトゥーフェイスが登場 ─ 「スーパーナチュラル」俳優が起用

数多くのDCドラマを生み出している米CW局で製作される新DCドラマ「ゴッサム・ナイツ(原題:Gotham Knights)」に、トゥーフェイス/ハービー・デントが登場することが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。
ゴッサム・シティの地方検事だったハービー・デントは、事故によって顔の左半分が焼けただれてしまい、その影響で精神を病んで二重人格のヴィラン“トゥーフェイス”となるキャラクターだ。
「ゴッサム・ナイツ」の舞台は、ブルース・ウェイン殺害事件に揺れるゴッサム・シティ。バットマンの宿敵だったヴィランの子息たちがブルース殺害の濡れ衣を着せられてしまい、ブルースの反抗的な養子であるターナー・ヘイズが思いがけず彼らと同盟を組み、その汚名を晴らすために戦う展開に。バットマンがいなくなったゴッサムはかつてないほど危険な場所になるが、この寄せ集めの反逆者たちで結成された“ゴッサム・ナイツ”として知られる救世主たちが、次世代のヒーローとして期待されることになる。
この新作ドラマでトゥーフェイス役にキャスティングされたのは、CWの人気ドラマ「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」(2005‐2020)で12シーズンにわたって天使カスティエル役を演じたミシャ・コリンズ。ドラマ界を拠点にしているコリンズは、「24 TWENTY FOUR」「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」などにも出演している俳優だ。
これまでにDC映画では、『バットマン フォーエヴァー』(1995)でトミー・リー・ジョーンズが、『ダークナイト』(2008)でアーロン・エッカートがトゥーフェイスを演じた。実写作品でトゥーフェイスが登場するのは、DCドラマ「Titans/タイタンズ」(2018‐)シーズン1にカメオとしてフィーチャーされて以来となる。
CWの「BATWOMAN/バットウーマン」(シーズン2より邦題が「BATWOMAN/バットウーマン ザ・ニュー・パワー」に)で製作総指揮を務めるチャド・ファイヴアッシュ&ジェームズ・パトリック・ストートロー、エグゼプティブ・ストーリー・エディターのナタリー・エイブラムスが指揮を執り、この3人が原作コミックのキャラクターを基にした脚本も兼任する。ターナー・ヘイズ役でオスカー・モーガン、ゴッサムで最も危険な男に捨てられた残忍なファイターのデュエラ役ででオリヴィア・ローズ・キーガン、恐れ知らずの理想主義者キャリー・ケリー役でナヴィア・ロビンソンが決定している。
Source:The Hollywood Reporter