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『スパイダーマン』グリーンゴブリンの前日譚ドラマ、あなたは観たい? 「ノーマン・オズボーンの過去を描くべき」と米声優

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、これまで「ロキ」や「ホークアイ」をはじめとする人気キャラクターの単独ドラマシリーズが製作されてきた。「ムーンナイト」や「エコー」など、初お目見えのキャラクターを主人公にしたシリーズも誕生している。

では今後、MCUがドラマシリーズの“次なる主役”として選ぶべきキャラクターは誰だろうか? たとえば、スパイダーマンの宿敵として知られるグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンはどうか……。このワクワクするアイデアを提唱したのは、「インビンシブル ~無敵のヒーロー~」(2021-)などの声優クリス・ディアマントポロスだ。

初代グリーンゴブリンは、オズコープ社の社長で大富豪のノーマン・オズボーン。コミックでは、自社で開発していたゴブリン・フォーミュラという化学薬品を事故で浴びたことから超人的な力と知能を得るが、精神的に不安定になってしまう。ノーマンはグリーンゴブリンとして悪の道へ進み、スパイダーマンと宿命の敵対関係を築くのだ。

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The Directのインタビューで、ディアマントポロスは「『ゴブリン』というシリーズを作って、ノーマン・オズボーンがグリーンゴブリンになるまでを描くべきだと思います。それで、僕がノーマン・オズボーンを演じるべき」と語っている。すなわち、グリーンゴブリンの前日譚ドラマということになるだろう。

サム・ライミ版の映画シリーズでは、ウィレム・デフォーがグリーンゴブリン役を怪演し、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)ではMCUに合流を果たした。力だけでなく心理戦でもスパイダーマンを追い詰め、その多面的な魅力からファンの人気も高いキャラクターだ。MCUでは「ロキ」や「アガサ・オール・アロング」などヴィランを主役にしたシリーズがヒットしているため、これは良いアイデアと言えるかもしれない。

奇しくもDCコミックスでも、『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)のスピンオフドラマ「THE PENGUIN―ザ・ペンギン―」(2024)が好評を博したばかり。ノーマン・オズボーンというキャラクターに深く迫る、見応えある物語が展開されれば、きっと新たな観客をつかむことにもなるだろう。いつの日か実現することを祈りたい。

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    Source: The Direct

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    Hollywood

    ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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