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『グリーン・ホーネット』再映画化、『アップグレード』『透明人間』監督が交渉中 ─『スパイダーマン』脚本家が執筆

グリーン・ホーネット
© Columbia Pictures 写真:ゼータイメージ

『グリーン・ホーネット』の新作映画『The Green Hornet and Kato(原題)』の監督として、『アップグレード』(2018)『透明人間』(2020)などで知られる鬼才、リー・ワネルが交渉中であることがわかった。米Deadlineが報じている。

『グリーン・ホーネット』は、ラジオドラマとして1936年に誕生した。主人公である新聞社の若き社長のブリット・リードことヒーローのグリーン・ホーネットが、武術の達人カトーとともに、犯罪に立ち向かう物語だ。このたびの映画版は、2020年4月にユニバーサル・ピクチャーズがアメイジア・エンターテインメントとパートナー契約を結び、製作することが伝えられていた企画。2年の時を経て、再び企画が大きく前進している。

現在監督として交渉中のリー・ワネルといえば、『透明人間』では最先端の技術を駆使して恐怖と狂気を描き出し、批評家から絶賛された。そのほか、『ソウ』『インシディアス』シリーズにて脚本も担当しており、『インシディアス 序章』(2015)では監督も担当。本作の監督として正式就任したときには、ホラージャンルや革新的な演出を得意とするワネルならではの、『グリーン・ホーネット』映画に仕上げてほしいところだ。

脚本を務めるのは、『ジュラシック・パーク』(1993)『スパイダーマン』(2002)などのデヴィッド・コープ。報道によると、2022年初頭にユニバーサル・ピクチャーズは、コープから本作の脚本を手に入れているようで、その出来を高く評価しているとのこと。またワネル監督との契約が締結すれば、プリプロダクション・製作準備に早急に移行するとも伝えられている。

これまでに幾度となく映像化されてきた『グリーン・ホーネット』は、ラジオドラマに続き、1940と1941年に2作の連続活劇が製作された。以降、1966年にテレビシリーズ、2011年に映画としてリメイクされている。テレビシリーズ版には、ブルース・リーがカトー役で出演しており、リーにとっての出世作としても知られている。映画版では、セス・ローゲンがグリーン・ホーネット役、ジェイ・チョウがカトー役を務めた。新たに蘇る映画では、一体誰がキャスティングされるのか。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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