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ジェラルド・バトラー主演パニック映画『グリーンランド』米予告編 ─ 『エンド・オブ・ステイツ』監督作、地球崩壊レベルの彗星落下から生き延びろ

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『エンド・オブ・ステイツ』(2019)から早くも再タッグとなるジェラルド・バトラーとリック・ローマン・ウォー監督の災害スリラー映画『グリーンランド(原題:Greenland)』の米国版予告編が公開された。はるか遠くで衝突する彗星の破片、もう他人事ではなくなる…。

本作は、惑星を滅ぼすほどの破壊力を持つ彗星が地球へ迫る中、バトラー演じるジョン・ギャリティが仲違いした妻と幼い息子を連れて唯一の希望である安全地帯を目指すサバイバル・スリラー。彗星の破片の衝突によって崩壊した世界の都市の恐ろしい様子が伝えられる中、ギャリティ一家はパニックと無法地帯化した状況で、最高と最悪の人間性を目の当たりにする。地球崩壊へのカウントダウンが迫る中、ギャリティ一家の壮絶な旅は最悪の事態に達していき…。

「パパ、彗星なんてどこにも見えないよ」「たぶんまだ寝てるんだよ」。ギャリティ家は、迫りくる彗星を気にも留めずに日常を過ごしていた。「これが最初の衝突になるかもしれないな」「かするくらいだよ、破片は海に行っちゃうさ」。ジョンたちは破片が衝突する様子を他人事のようにテレビ越しで観ている。すると、鳥が一斉に羽ばたき、外に出たジョンはすさまじい爆風に襲われてしまう。

「破片がフロリダ州中央部に衝突したことが確認されました」との報道により、状況は一変。上空は爆煙に包まれ、ギャリティ家のサバイバルが幕を開ける。大勢が逃げ場を求めて群をなす中、破片が次々に街を襲い、事態は“地球壊滅レベル”に。大混乱を極めた街では、武器を持った民間人による争いも発生。空が赤く呑まれる中、「24時間以内に最大級の破片が衝突する」との速報が恐怖をさらに加速させる。「絶対に家族を地下壕(ごう)に連れていくんだ」。決意を固めたジョンは家族を連れて安全な場所へ急ぐが、地上には破片が雨のように降ってくる…。

製作は主演のバトラー、『ジョン・ウィック』シリーズのベイジル・イヴァニクらが務める。脚本を務めるのは、『追憶の森』(2015)などで知られるクリス・スパーミング。バトラーのほかメインキャストには、『デッドプール』シリーズのバネッサ役などで知られるモリーナ・バッカリンが妻アリソンを、『ドクター・スリープ』(2019)の幼き頃のダニー少年役の息子ネイサンを演じる。ほか共演者には、『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)のヘイズ・メルキュール 、『ブライトバーン/恐怖の拡散者』(2019)のデヴィッド・デンマンらが名を連ねている。ちなみに、バトラーとウォー監督、そして製作のイヴァニクは本作のほか、アクション映画『カンダハール(原題:Kandahar)』で連続タッグすることも決定済みだ。

2020年6月中旬には、米国公開が7月31日に決定されていたが、米Deadlineは、8月にアメリカとイギリスで公開予定と伝えている。予告編映像からも公開日の表記が確認できないため、延期された可能性が高い。

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Source: Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。