クリス・プラットがバットマン役の可能性、「ない」とジェームズ・ガン ─ 「他の役ならイエス」

新DCユニバース(DCU)で進行しているバットマン単独映画『バットマン:ブレイブ&ボールド(原題)』。DCスタジオでトップを務めるジェームズ・ガンが、自身の監督作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに主演したクリス・プラットがバットマン役を演じる可能性に言及した。
『ブレイブ&ザ・ボールド』はDCUの正史にあたり、バットマンと相棒ロビンのコンビを描くストーリーと報じられているが、現時点でバットマン役は未定。ガンは「PelucheEn ElEstuche」のインタビューで、プラットが起用される可能性について、「バットマン役?ノーだ。他の役で?イエスだね」と答えた。
「クリス・プラットは僕の親友のひとりで、いつも話をしているし、彼はいい奴だ。DCで何かをやりたがっているし」。ちなみに、「それならワンダーウーマン役では?」との質問に対しては「ひどいワンダーウーマンになるだろうね」と笑いながら答えた。
ガンは以前タッグを組んだ俳優を継続的に起用することが多い監督として知られ、『スーパーマン』(2025)には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズからネイサン・フィリオン、ポム・クレメンティエフ、マイケル・ルーカー、ジェニファー・ホランド、ブラッドリー・クーパー、ショーン・ガンが出演している。
『バットマン:ブレイブ&ボールド』の監督は、『IT/イット』シリーズと『ザ・フラッシュ』(2023)のアンディ・ムスキエティ。現時点で公開時期は未定で、ガンは先日、脚本家と協力しながら「正しく形になるよう」作業にあたっていると発言。『スーパーマン』に登場したヒーローチーム「ジャスティス・ギャング」にバットマンは加入しないとも明かしていた。
なおDCスタジオでは、ロバート・パティンソン主演&マット・リーヴス監督『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)の続編企画も進行中。こちらは正史ではなく、独自の別世界を描くDCエルスワールドに区分される。
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Source: PelucheEn ElEstuche