ジェームズ・ガンのスーパーマン映画、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは異なる作風に

DCスタジオの共同会長兼CEOを務めるジェームズ・ガンが自ら監督・脚本を務める、新たなスーパーマン映画『スーパーマン:レガシー(原題)』。DCコミックスを代表するスーパーヒーローの再臨となる本作は、ガンがマーベルで手がけてきた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズとは異なる作風の映画になるようだ。
最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を控えたガンは、いよいよ完結する同シリーズについて、米Rolling Stoneにて「このシリーズを作る中で学べたことは本当に多かった」とコメント。しかしながら、「『スーパーマン』は『ガーディアンズ~』とまったく同じ雰囲気の映画にはなりません。実際のところ、まったく違う雰囲気です」と話した。
既報によると『スーパーマン:レガシー』は、スーパーマンがクリプトン人カル=エルとしての自分と、地球人クラーク・ケントとしての自分を調和させてゆく物語。真実、正義、そして“アメリカらしさ”の体現者であるスーパーマンは、優しさが古臭いものとみなされる世界で、人間の優しさに導かれていく……。
従来のDC映画ユニバース作品ではスーパーマン役をヘンリー・カヴィルが演じてきたが、本作ではキャスティングを一新。2023年3月末の時点で新たなスーパーマン役の俳優はまだ決まっておらず、ガンは「個人的に(候補者の)リストを作って、オーディションの準備をしている段階」だと明かしていた。
ちなみにガンといえば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでロケットを活躍させるなど、動物のキャラクターを魅力的に描くことでも知られるフィルムメーカー。『スーパーマン』シリーズにもスーパーマンのペットである犬のクリプトが登場するが、もしやガンの手で実写化されることもありうるだろうか……。このことについて、ガンは「ロケットどうこうに関係なく、クリプトの実写化に興味はありますよ」と笑った。
映画『スーパーマン:レガシー(原題)』は2025年7月11日に米国公開予定。
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Source: Rolling Stone