ドラマ版「フラッシュ」グラント・ガスティン、『ザ・フラッシュ』のオファーは全く届いていなかった
2023年6月に“DCユニバースの集大成”と目されて公開された映画『ザ・フラッシュ』には、長年ファンに愛されてきたドラマ版「THE FLASH/フラッシュ」でフラッシュを演じたグラント・ガスティンがサプライズ登場を果たすのではないかと期待されていたが、結局のところ実現しなかった。
映画版フラッシュ/バリー・アレン役のエズラ・ミラーとグラント・ガスティンの時空を超えた奇跡の共演は、ドラマシリーズ作「クライシス・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝」(2019-2020)内で実現していた。映画『ザ・フラッシュ』はマルチバースが題材になるのだから、ファンの間では劇中での再会が望まれていたのだ。先駆けて公開されたマーベル映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、別次元のスパイダーマンが共演していたことも、期待に拍車をかけていた。
ところが『ザ・フラッシュ』劇中で、映画版とドラマ版のフラッシュが顔を合わせることは全くなかった。ドラマ版のガスティンが語ったところによると、そもそもオファーすら来ていなかったのだという。
「僕が知る限り、僕の元に正式なオファーは一切届いていません」。海外メディアで、ガスティンが登壇したイベントで明らかにした内容が伝えられている。「もしも連絡が来ていたら、僕の担当者が知らせてくれるはず。あの映画についての連絡は、全くもらっていないですね」。
『ザ・フラッシュ』公開前、ファンの期待が最高潮だった頃、ガスティンは登場の噂について「僕も正式に聞いたことがない」「大きな秘密は持っていません」と否定していた。秘密保持のための発言かとも思われたが、彼は本当に何も聞いていなかったということになる。
エズラ・ミラーとの共演は叶わなかったガスティンだが、グリーン・ランタンやデッドプール役のライアン・レイノルズとはCMでの共演が実現。フラッシュのネタも登場する、クスリと笑える内容になっている。
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Source:ComicBookMovie.com