『ゴジラvsコング』新スポット映像が米公開 ─ 海上戦で沈むコング、手話で語りかける少女

破壊神ゴジラと守護神コングがついに激突する映画『ゴジラvsコング』より、1分間のスポット映像が米公式Twitterで公開された。コングの活躍に焦点を当てたような内容となっている。
This world isn’t ready for their fight to begin. Check out the trailer: https://t.co/aTvARZrqPS #GodzillaVsKong in theaters and streaming exclusively on @HBOMax* March 31.
*Available on @HBOMax in the US only, for 31 days, at no extra cost to subscribers. pic.twitter.com/tay1FdshaF
— Godzilla vs. Kong (@GodzillaVsKong) February 14, 2021
注目はゴジラとキングコングの海上格闘シーン。先に公開されていた米予告編では、海面からの突き上げ攻撃を繰り出したゴジラが戦艦に乗り上がり、コングがその顔面に右ストレートを撃ち込むと、続けてタックルでゴジラを海中に沈め落としていた。そこに戦艦が魚雷で追撃をかけたところ、ゴジラが水中破壊光線を吐き出し、コングが緊急回避跳躍を見せるまでの流れが収められていた。
この度の新規映像では、ゴジラが最初に戦艦に突撃した後、バランスを失ったコングが海中に沈む様子が確認できる。その後右ストレートを繰り出すコングは身体が濡れているようだ。
陸育ちのコングに対して、海中はゴジラの独壇場。コングは戦闘フィールドを選んで戦わなければならないだろう。
また、倒れたコングと思われる巨大生物の前に立つふたりの人間(その間に子供らしき影も見られる)の背のカットも挿入されている。
コングと深い繋がりを持つ少女ジアは、コングとは手話でコミュニケーションを取るようだ。ジアは「おねがい、気をつけて」と涙ながらに訴えている。
出演者は『ターザン:REBORN』(2016)アレクサンダー・スカルスガルド、前作から続投するマディソン・ラッセル役のミリー・ボビー・ブラウン、『アイアンマン3』(2013)レベッカ・ホール、「アトランタ」(2016-)ブライアン・タイリー・ヘンリー、日本から参戦した小栗旬、『ベイビー・ドライバー』(2017)エイザ・ゴンザレス、『デッドプール2』(2018)ジュリアン・デニソン、マディソンの父親マーク役を再演するカイル・チャンドラー、『ヘイトフル・エイト』(2015)のデミアン・ビチル。
監督は『サプライズ』(2011)『ザ・ゲスト』(2014)のアダム・ウィンガード。脚本は『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のエリック・ピアソン、『GODZILLA ゴジラ』(2014)『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)のマックス・ボレンスタインが執筆し、原案は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテリー・ロッシオ、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のマイケル・ドハティ&ザック・シールズが担当した。予告編を見るかぎり、ゴジラを悪役として扱うことになりそうだが、その解釈やいかに。
そのほかスタッフとして、音楽を『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のジャンキーXL、撮影監督を『ワールド・ウォーZ』(2013)のベン・セレシン、美術監督を『GODZILLA ゴジラ』のオーウェン・パターソンとウィンガード監督作の常連者であるトーマス・S・ハモックが担当。編集は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のジョシュ・シェイファー、衣裳デザイナーは『スカイスクレイパー』(2018)のアン・フォーリー、視覚効果スーパーバイザーは『ウォッチメン』(2009)のジョン・“DJ”・デスジャーディンが務める。
『ゴジラvsコング』決戦は、2021年5月14日(金)日本開幕。