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クワイ=ガン・ジン死亡シーン「ジェダイ・マスターとは思えん」リーアム・ニーソンが自虐 ─ ダース・モールに無念の敗北

スター・ウォーズ
©Lucasfilm Ltd./Photofest ゼータイメージ

クワイ=ガン・ジンの死亡シーンは、呆気なかった?米GQの企画にて、リーアム・ニーソンが『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)を振り返った。

ニーソンが演じた聡明なマスター・クワイ=ガンは、パダワンであるオビ=ワン・ケノービと共にシスのダース・モールと二体一のライトセーバー戦に挑む。ダブルブレードを扱うモールの素早い剣術に翻弄されると、オビ=ワンはレーザー・ドアによって1人隔てられる。モールと一騎打ちとなったクワイ=ガンは、振り下ろしたライトセーバーを押し返され、拳で顔面を殴打された隙に腹部を貫かれて死亡する。

ニーソンはこの場面について、「私の死亡シーンは、なんだか呆気なかった」と無念そうに振り返ると、「私はジェダイマスターのはずでしたよね?」と納得いかない様子で語っている。

「私のキャラクターは“よし!お前の顔を狙ってやるぞ!なんてな!腹を狙うぞ!”と、それをやられて死んだ。“うわぁ、やられた!”ってね。」

敵の単純な仕掛けにあっさり殺されたことに、ニーソンは不満げだ。「頼むよ。とてもジェダイ・マスターとは思えん」とギロリ白目。ただし、「撮影は楽しかったですよ」とも加えている。「覚えているのは、たくさんのカメラやワイヤーがあって、ノートパソコンでコンピューター作業をしている人たちもいて、すごく変な感じでしたね」。

ニーソンはドラマ「オビ=ワン・ケノービ」(2022)でクワイ=ガン役をサプライズ再演し、ユアン・マクレガーと再共演を果たした。「ちょっとしたシーンでした。オビ=ワンがラクダに乗って現れて、“マスター、あなたをずっと探していたんです”というようなことを言う。それで私は“ずっといたぞ”と返す。そのセリフひとつだけです。またユアンと一緒にやれて、18年か20年かぶりに再会できて、とても良かったですよ」と愛おしげだ。

その後、「スター・ウォーズはいろいろと枝分かれしているけれど、もう終わったと思う」と再演の予定がないことも示唆。以前(2023年)はTHE RIVERの取材に対し「扉を閉ざしていません」と前向きな姿勢も語っていたが、現在はあまり可能性を感じていない様子だ。

Source:GQ

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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