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メンヘラ・ハーレイ・クインがジョーカーにすがりつく!『スーサイド・スクワッド』こじらせ系未公開シーンが公開!

全米で映画『スーサイド・スクワッド』のデジタル配信が開始された。『エクステンデッド・カット』版では、劇場公開版ではカットされていた13分の未公開シーンとなっている。

この度、その未公開シーンの中から重要な場面の映像がネット公開された。まだ『ハーレイ・クイン』と化す前の精神科医ハーリーン・クインゼルが、恋い焦がれるジョーカーを必死で追うシーンだ。

動画の解説・日本語訳

ハーリーンは、ジョーカーが走らせるパープル・ランボルギーニとバイクを並走させ、危なっかしく乗り捨てるとジョーカーの走路に立ちふさがる。ちょっと面倒くさそうに急ブレーキ停車したジョーカーの車のボンネットを叩きながら、彼女はこう叫ぶ。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

「私を捨てないで…私を捨てないでよ!」

「あなたの要求はすべてやったのに…テストも、試練も、あなたの手ほどきも全部…

あなたへの愛は証明したじゃない!それを受け入れてよ!」

完全に”恋心こじらせ系女子”となったメンヘラ・ハーリーンを前に、ジョーカーは厄介な女をたしなめるように言う。

「わかった、わかった、わかった…。俺は”愛”とかそういうタチの男じゃねぇんだ…。」

次の瞬間ジョーカーは両手を叩き、不気味な笑顔で「いいこと考えたぁ…!」と目を見開き、ハーリーンの周りをグルリと一周しながらこう言う。

「心理の話さ。俺は俺の計画に従って、俺の意志を実行するんだ。それでアンタは…ドクター、俺の計画じゃねぇ。」

ハーリーンはジョーカーにすがるように両手で彼の頬を撫で、「私を受け入れてよ…約束する、私を受け入れて…絶対傷つけないって約束するから…!」と請うも、ジョーカーは彼女から立ち去りながら「はいはい、約束、約束ね」とはぐらかす。

さて、二人は道路上にランボルギーニを止めたままにしていたせいで、後続のトラックの運転手が文句を言いに近づいてくる。ハーリーンはその男を、ジョーカーのジャケットから差し抜いた拳銃でためらいなく撃ち殺す。その銃声に特に驚く様子もなく、ジョーカーは「俺がお前だったら、そんな事しないけどなぁ…」とおどけるが、ハーリーンは銃を構えたまま真剣だ。銃口をジョーカーの額に押し付けて睨みつけると、ジョーカーは両手を上げて「俺のことは傷つけないでね。友達になろうよ」と笑う。

表情を変えないハーリーンを見て、ジョーカーは「やれよ…撃ってみろ…」と囁く。
「心が、あなたを怖がってる…でも銃は…」涙をこらえながら訴える健気な女をからかうように、道化師は「撃てよ!」と叫び、銃を奪い、自らのこめかみに当てて不敵に笑う。

「おかしくなっちゃった。アンタ狂ってるな。消えろ。」


このシーンは、ハーレイ・クインことハーリーン・クインゼルの『ジョーカー依存』を物語る印象的な映像だ。ハーレイはどのようにジョーカーという狂人にのめり込んでいたのか、そしてジョーカーが当初ハーリーンのことをいかに面倒そうにはぐらかしていたかがよくわかる。

このような未公開シーンを合計13分含んだ『エクステンデッド・カット』版を収録したBlu-ray/DVDが全米で12月13日発売となる。日本では、わずか2週間ほど遅れて12月21日に発売。日本国内における様々な映画公開やソフトリリースが大幅に遅れる状況が続く中、このスピード感は喜ぶべきだろう。

日本での『スーサイド・スクワッド』Blu-ray/DVD、デジタルセルのリリース情報については以下記事にて。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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