「ハーレイ・クイン」2人の女優巡る不仲説、アニメ版ケイリー・クオコが一蹴「マーゴットのことは大好きです」

DCコミックスの人気キャラクター、ハーレイ・クインを演じる2人の女優、実写版『スーサイド・スクワッド』(2016)『ハーレイクインの華麗なる覚醒/Birds of Prey』(2020)などのマーゴット・ロビーとアニメ版「ハーレイ・クイン」(2019-)のケイリー・クオコ。この2人を巡って、タブロイド紙が取り上げた根も葉もない情報を火種に、不仲に関する噂が独り歩きしていた。
豪紙Starが伝えたこの噂には、2020年7月にクオコ本人がInstagramのストーリー機能に、同紙の報道を取り上げた豪現地メディアMickyの記事をスクリーンショットした写真を投稿。「LOL(笑)」という文字だけを添えて、明言はせずとも不仲を否定する姿勢を示していた。
それから約5ヶ月後の11月30日(米国時間)、米Interview Magazineが企画した対談式オンラインインタビューにシットコム番組「パパにはヒ・ミ・ツ」(2002-2005)で共演歴のあるクオコと俳優デヴィッド・スペードが参加。この場でクオコは、ロビーとの間で囁かれる不仲説を改めて事実無根として退けた。
「私は彼女(ロビー)とお会いしたことすらありません。彼女のことは大好きです。私たちが一緒にコミコンに出たくないって記事がありましたね。“一緒のステージに上がりたくないって互いに拒んだ”って。そもそも、2人ともコミコンの場にいませんでしたから。」
この発言に、スペードが「僕は彼女(ロビー)と会ったことがあるんだ」と応じると、「本当に可愛いですよね」とクオコ。むしろロビーに対して好印象を抱いているようだ。
現在、アニメ版「ハーレイ・クイン」はシーズン2までが放送済み。その定評を受けて、すでにシーズン3の製作も発表されている。「いまや(作品として)大きくなりました。みんなすごく気に入っている」と、その人気ぶりを自覚している様子のクオコ。これに、スペードが「“映画よりも良い”っていう大胆発言ですね」と、あえて冷やかしを挟むと、クオコは「映画とは明らかに別物じゃないですか」ときっぱり否定。それぞれ作品形式は違えど、敬意を持ってハーレイ・クインを演じているようだ。
ちなみに、実写版のハーレイ・クインが次に登場するのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどで知られるジェームズ・ガン監督が手掛ける映画『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』(2021年8月米公開予定)。同作では、ロビーが3度目の再演を果たす。
Source: Micky, Interview Magazine