ハリソン・フォード、MCU出演で「ピースのひとつになれるよう努める」 ─ 新たなシリーズ参加への思いを語る

2023年6月23日公開の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』をもって『インディ・ジョーンズ』シリーズを卒業するハリソン・フォードが、ついにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参戦する。初登場作品は『キャプテン・アメリカ』シリーズの最新作『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』だ。
ハリソンが演じるのは、故ウィリアム・ハートが演じてたサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍。米The Hollywood Reporterでは、「何がきっかけでマーベル作品に出演しようと思ったのですか」と問われ、新たなシリーズにかける想いをわずかににじませた。
「自分自身のことは自分で説明できないですね。ただここで仕事しているだけです(笑)。ただ、“みんなが素晴らしい時間を過ごしているんだな”と思いました。とてつもない俳優たちが、(マーベル映画で)楽しい時間を過ごしてきたのを見ています。私は今までやってきたこととは違うことをするのと、それで人々を喜ばせることが好きなんですよ。だから、そのピースのひとつになれるように努めます。」
以前もMCU作品のオファーを引き受けた理由について、「いろんなことをしてきたので、まだやったことがないことをしてみたかった」と回答したハリソン。『インディ・ジョーンズ』『スター・ウォーズ』のような一大シリーズから、『推定無罪』(1990)『逃亡者』(1993)のような骨太なサスペンス、近年では『ペット2』(2019)で声の出演も果たしたほか、「1923(原題)」(2022)や「シュリンキング:悩めるセラピスト」(2023)などのテレビシリーズでも果敢に挑戦を続けている。インディ役に一区切りをつけた後も、次々に新たな顔を見せてくれそうだ。
ハリソンがロス将軍を演じる『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)で誕生した新キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを主人公とする陰謀スリラー。2023年春より撮影を開始し、2024年5月3日に米国公開予定だ。ちなみに、ハリソンはその後の『サンダーボルツ(原題)』にも登場する可能性がある。
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Source: The Hollywood Reporter